ところで今はどこの国でもインフレ懸念が騒がれていて、各国の中央銀行も金を刷りまくっています。
発表こそしていないものの、通貨危機発生以降、水面下で問題となっている債券を買いまくっています。その規模は果てしない規模だと想像されます。
不良債権や株式などありとあらゆるものを買いまくっているため、株式と債券の価格は上がっています。
クレディの債券価格はすでに半額以下に下落していますが、買い支えをしているようです。
これはクラックアップブームと呼ばれているものです。
その理由はただ一つで、金融緩和をしないと結果としてクレジットフレーズ、そして深刻なデフレが起こるためです。
そして、これは中央銀行が想定する最悪のシナリオです。
そして最近、深刻なデフレ懸念が表明されるようになっています。
Opinion | Deflation — Not Inflation — Is the Real Concern
The First Global Deflation Has Begun, and It’s Unclear Just How Painful It Will Be
この動画は英語ですが、インフレから一転して深刻なデフレが起こるのかを説明しています。
今はインフレばかりが注目されていますが、数か月もすれば今度は深刻なデフレリスクが表面化してくると思います。
ハイパーインフレからハイパーデフレというのは、大恐慌の時に起こった減少で人々の経済を完全に破壊するものです。
もし処分すべき資産があるのであれば、早めに売り払った方が賢明なのかもしれませんね。
1920-1930年代の大恐慌で、深刻なデフレに悩んでいたアメリカ政府は、金を没収することにしました。
没収時は1オンス=$20でしたが、没収後に価格をあげて$35としました。これはデフレ脱却のための措置であったと言われています。
そしてどうやら今、経済危機に悩む中国が同じことをやろうとしている兆候があるようです。
すでに中国国内の取引所では、ロンドン取引所よりも$300程高い価格で取引されています。
中国でデフレリスク高まる、不動産危機で需要低迷-国外との対比鮮明
銀価格は昨日は急騰しましたが、その後は止まってしまいました。クリフハイのデータが当たるのは、もう少し後なのかも知れません。
代わりに仮想通貨の上昇圧力がさらに強まっているようです。
金融機関が仮想通貨の上昇を抑えきれなくなった後に、貴金属の価格操作もできなくなるれませんね。