最近はどこを見ても心理戦が大規模に繰り広げられているので、何を信じて良いのか分からなくなっています。
イスラエルの戦争で子供の頭を切り落としたとか、病院や難民キャンプを爆撃したなどというのは、恐らく心理戦の一部で、世界中の人たちを分断するための手法だと思われます。
一つ一つのニュースを感情的に読むのではなく、なぜこのような報道があるのか、意図を推測する必要がありそうです。
アメリカは次々と軍艦を中東に派遣していますが、攻撃で一隻でも沈没すれば、米ドルと米国債は急落するのかもしれません。
ところで私が銀を買い始めた頃、疑問に思っていたことがあります。
銀の表面には純度が書かれています。
例えばメープルコインやカンガルーコインであれば9999と書かれているのに対し、イーグルやフィルハーモニーコインであれば999と書かれています。
メープルとカンガルーは純度99.99%と高いのに対し、イーグルその他のコインは99.9%と純度がやや落ちしかも銀の含有量がやや少ないと思い込んでいました。
これが理由でメープルコインやカンガルーコインばかりを買い集める人がいると思います。
しかしこれはやや不正確なようです。
銀は鋳造の過程で少量の銅を入れるため、100%の純度にすることは不可能です。
下はイーグルコインの詳細ですが、99.93%が銀で0.7%が銅であると書かれています。
しかしその下には1オンスの銀が含まれている、と記載されています。
つまりこういうことのようです。
9999のコインも999のコインと同じく1オンスの銀が使用されている。ただ999の方は銅が若干多いため重いということのようです。
これはほんの微量の差ではありますが、999のコインを買った方が銅を多く入手できるのでお得であるという結論になります。
ただここでもう一つ知っておくべきことがあります。
コインというのは全く同じ大きさには仕上がらず、若干の差異があるということです。
実際の製造過程では重さのチェックがあり、こちらの画面にあるように1オンスよりも重いものが製品として出荷され、それ以下の物は不良品扱いとなります。
つまり全く同じ重さのコインはないということですが、少なくとも1オンスの銀は含まれていることになります。
イーグルもメープルもかなり厳しい製品チェックがあるはずなので、大幅なズレはないはずです。
とはいえイーグルはメープルよりも銅を多く含んでいるはずなので、メープルよりも若干重たいはずです。
こちらはイーグルコイン100枚を計量した結果です。
計量から分かるのは1オンス以上の銀が含まれているということです。
こちらはメープルコイン100枚を計量したものです。
やはり1オンスを上回る量の銀が含まれているものの、重さとしてはイーグルよりも軽くなっています。
この差は銅なのかもしれません。
つまり結論としてはこういうことです。999でも9999でも大差はなくどちらでも構わないというのが結論です。
どちらを選ぶとしても1オンス以上の銀が含まれているので、特に心配する必要はないということです。
コインを選ぶにあたっては、銀の純度よりもそれ以外の要素を重視した方がよさそうですね。