今の米ドルを中心とする経済システムがほぼ末期に来ていることに気づいている人は多いと思います。
各国政府との中央銀行は急いで新たなシステムに移行しようとしています。
また出てきました。どうやらかなり急いでいるようです。
米ドルの代わりにSDRを基軸通貨とし、各国はそれにペッグさせる形でCBDCの導入に踏み切ろうとしています。
気候変動を理由付けとして、強引にやろうとしているようですが、、これも意味がよくわからないのですが、、、
しかし、ここで一つ大きな問題があります。
それは導入までにはあと数年はかかるだろうとみられていることです。
そしてその間、各国の中央銀行はなんとか問題を先送りするために、上限のない金融緩和をし続けなければならないということです。
すでに米国債の金利はかなりの上昇傾向が見られ、インフレも本格化しています。
ある専門家が指摘していましたが、新たな通貨の導入までに、今のシステムが耐えきれるのかという疑問があります。
特にアメリカはかなりの末期症状と言えそうです。
もし、耐えらなければ、今の各国の抱える天文学的な負債をベースとしたシステムは大崩壊を起こします。
その場合、今の債務バブルはコントロール不能になり、大崩壊を起こすことになります。
そして、それはアメリカだけでなく世界の主要国すべてを襲う歴史上、最大のバブル崩壊となると思われます。
仮に、何とかグレートリセットにこぎつけたとしても、その先も前途多難です。
なぜかというと、SDRと米ドルには大した違いはないからです。
新しいといっても、結局は何の裏付けもない通貨にすぎません。偽物が別の偽物にすり替わっただけだからです。
SDRの導入はまだですが、金融緩和だけははもうすでに始まっています。
遅かれ早かれSDRを使用したグレートリセットも大失敗に終わると思われます。
我々が知っておくべきことは、通貨というものは時間の経過と共に、本質的な価値に戻るということ。
つまり紙きれは最後には、その価値に戻るということですね。
これはあくまのでもいわゆる世界の支配者層の懸念だと思われますが、我々一般人にとってはどちらに転んでも良いことではありません。
個人的には、グレートリセットはいらないから、一度完全に崩壊した方が良いと思っていますが、、、、
今は中の反対側で起こっていることなので、日本人にはあまり影響が少ないように感じる人も多いと思いますが、そんなことはありません。
経済危機が起こると、真っ先に影響を受けるのが輸送です。
つまり、いつも買い物をしているスーパーにものが届かなくなる、つまりモノ不足が日本でもあっという間に起こります。
これはモノがないのではなく、モノの流行に関係する会社間の間での信用棄損が起こるため、生産地にはモノがあっても、消費者のところには届かないという現象が発生すると言われています。
究極的には、自給自足ができるようにするのが理想かもしれませんが、あまり現実的ではないと思いますので、
できることとすれば、自宅の近所で食料を調達できるようにしておくことです。
例えば、今からスーパーでなくて、近所の農家から直接、野菜や卵を買っておくと、いざという時にかなりのリスクヘッジになるかもしれません。