やはり思った方向に行くようです。
というのは昨晩イエレン財務長官はアメリカは、「同時にイスラエルとウクライナの両方の軍事支援を問題なく行う」ことができる、と発言しました。
そしてアメリカ経済は「非常に好調である」とも発言しています。
バイデンもインタビューの中で、「アメリカは最強の国家であり2つの戦争を同時に行うことができる」としています。
イランへの対立姿勢を強めていますし、ホルムズ海峡で事故が起こる可能性はかなり高いと思います。
近々、ここに台湾も加わると思います。
この資金がどこから来るのかについては、昨日書きました。
戦争は1つよりも2つ、そして可能ならば3つでも良いと考えているのでしょう。
U.S. can ‘certainly’ afford military support to both Israel and Ukraine, Janet Yellen says
そして責任転嫁の準備も始まっています。
イスラエル-ガザの紛争がアメリカのインフレを再燃させる可能性を指摘しています。ちなみに起こっているインフレは再燃ではありません。
戦争に天文学的な資金をつぎ込むために金融緩和してインフレが激化しても、それは戦争のせいだとしたいのかもしれません。
Israel-Gaza conflict threatens to reawaken U.S. inflation, investors worry
ところでイスラエルにはグレーターイスラエル計画なるものがありますが、最近この計画が取り上げられ始めました。
これは戦争の別の側面です。
グレーターイスラエル計画を実現するためには、以下のことをしなければならないようです。
- パキスタンの非核化
- ロシアの政権転覆
- イランとサウジアラビアで内戦を引き起こす
- 世界中の通貨を崩壊させる
- ソロモンの神殿を再建する
- MAGAムーブメントを分断する
- 米軍を内部から崩壊させる
これらにつながりかねない動きには要注目です。
人々がイスラエルに注目している間にも金融緩和は進行しています。
預金取り付けは静かに進んでいるようで、JPMの預金残高が急速に減少していることがSECのデータで判明しています。
そしてバンカメ、ウェルズファーゴ、USバンクが急速に支店の大量閉鎖に踏み切っていることが報じられています。
突然の事故が起こる可能性はこれまでになく高まっていますので、気を付けていきましょう。