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富とレガシー

アメリカのお金持ちを研究していると、ある一定の特徴が見て取れます。

日本では財産は三代でなくなると言われています。

それは、お金の教育を代々、伝えていく事が難しいことに加え、日本特有の税制度が関係していると思います。

アメリカでは少し違います。

これはアメリカのお金持ちの家族、上位のリストです。

一番の金持ち家族はウォルマートの創業者で、一分につき3億円、富を増やし続けています。

過去にはランキングのトップに入っていた家族、例えば自動車のフォード家はランク外に落ちていますし、ロックフェラー家もかろうじてランキングには残っているもののも、43位です。

 

リストを見てもわかる通り、ランキングに入っている家族は例外なく、起業をして成功しています。

ですから、大金持ちになろうとするのであれば、投資ではなく起業をすることを考えたほうが良いということになります。

もう一つの点としては、家族代々それを引き継いでいくシステムが出来上がっているということです。

つまり、その家族の中に富を蓄え続け、その名前があたかもブランドになってしまうまで、引き継いでいく事も大切ということでもあります。

 

私は個人的にあるアメリカの大企業の家族の方と、たまたま知り合いになりましたが、

その人は何かにつけて、「私には〇×というレガシーがある」と言います。(〇×は彼の苗字、ロックフェラーとかロスチャイルドみたいなもの)

普通の家族に生まれた私にそんなことを言われてもなんのこっちゃという感じなのですが、そこまでお金持ちになってしまうと、名前自体がレガシニーになるものなのですね。

私には想像もできないので、あまり関係のない話ですが、そういうものなのだと知っておくだけで後から役立つかもしれませんね。

 

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