数日前から話題になっているのは、トランプ大統領が就任前にほとんど税金を納めていなかったことが報道されています。
トランプ大統領があたかも脱税して、蓄財したかのような報道がされているのに対し、トランプ大統領はフェイクニュースだと反論しています。
「トランプ氏が2016年に納めた連邦所得税は8万円」=米紙報道
私も読んでいてどこでも報じられていないのは、トランプ大統領は不動産王だということです。
そして不動産はアメリカの税制で最も低税率のカテゴリーに入ります。
つまり、利益は先送りできるのに対し、経費はすぐに計上できるのです。
借入額もあるでしょうから、儲かっていても帳簿上はマイナスになってしまうということなのです。
と思っていたら、同じことをCIAとペンタゴンのコンサルである経済専門家のジム リッカードも同じことを指摘していました。
彼の説明によれば、不動産は売却するまでは永遠に利益計上を先延ばしできるのに対し、経費はすぐに計上できる。
だから、不動産業の確定申告は赤字が普通だと説明しています。
たくさん稼いでいるのに、税金はほとんどないというのは、投資家と起業家にとって理想的ですね。
追加すると、アメリカでは売却益が出ても買いなおせば、また利益を先延ばしにすることができます。(1031 EXCHANGE)
つまりやり続ける限りは、税金を支払わなくても済む可能性が高いということになりますね。
ちなみにあのロバート キヨサキ氏も不動産での税金を払っていないと豪語していました。
稼いでいるのに税金を払っていないというのは、トランプ大統領の経済リテラシーが高いことの証明にしかならないと思うのです。