海外では経済の専門家がこぞって金を買うことを勧めています。
確かにアメリカをはじめとする各国が急激に金融緩和をしていることを考えると、今後数年の間に通貨の価値が下がり、インフレになることが予想されています。
専門家の中には1930撚台のような大恐慌が来ることを予測する人もいます。
しかし複数の人の話を総合すると、今回のような経済危機は前例がなく、歴史上の過去の出来ことと比較するとすれば、内容はかなり違うものの1930年代の大恐慌が近いのではないかということです。
もしかしたら、その時よりもかなり悪いというのが、大方の意見と言ってもよいかと思います。
ですから、少しすれば元に戻るとか、といった意見に耳を傾けてはいけません。
経済危機になると、ゴールドの価値が上がります。正確に言うと、ドルの価値が下がるので、金を買うのに以前よりもお金を支払わなければならないということだと思いますが、ここのところ金は最高値を更新し続けていています。
先週には珍しく、バンクオブアメリカが金は一オンスあたり3000ドルになるだろうという予測を出しました。(今は1700ドルくらい)
ただもっと強気に意見を述べる専門家もおり、5000ドルから10000ドルに達する可能性があると考える人もいます。
最近特に注目を集めているのが、銀です。
なぜかというと銀価格はあまり高騰しておらず、しかも貴金属ということで経済危機に強いからです。
工業用に使われるので、不景気になると価格が下がるという側面もありますが、金価格が高騰すると、それに引きずられるという特性もあります。
今よく言われているのが、金銀比価です。
これは金価格と銀価格を割合を示す数字です。つまり金の価格が最初に上昇し、金銀比価が乖離すると、今度は銀価格が跳ね上がると言われています。
この理論が正しければ、これから金価格はさらに上昇すると思われますが、それに続いて銀価格も大幅に上昇することになります。
少し前ですが、日経に銀の記事が出でいましたが、これは明らかな間違いです。もしかしたら、わざわざウソを書いたのかもしれませんね。
在庫はほとんどありません。
今注文できても、かなり待たされます。海外ではもうほとんど買えないようなので、買えるだけラッキーなのかもしれません。
こちらはある貴金属販売会社のホームページです。他の会社も見てみましたが、ほとんどが注文を受け付けていません。
在庫不足はコロナウイルスの影響で生産が止まっていることの他に、買い集めている人が多いのでしょう。
私はしばらく前からロバートキヨサキのアドバイス通り、銀を買ってきましたが、それほどは儲かってはきませんでした。
今回こそは儲かるのでしょうか?
ロバートキヨサキの最近の動画を見ましたが、彼は銀に対して異様なまでに強気でした。的中することを願っています。