アメリカ不動産情報 マネー

完全には逃げ切れそうにない、、、

しばらく前から売却していたアメリカの不動産ですが、まだ売れていない物件があります。

ある程度、修理して高値で売り抜けようと予定していたのですが、工事が済んでないために、売りに出していない物件がまだ複数残っているのです。

ある程度は売れたのですが、今残りを急いで売りに出しています。全部は無理ですが、一軒でも多く処分したいと考えています。

ローンがあるわけではないので、ダメージはないのですが、これから始まる大バーゲンを前に、現金を少しでも厚くしておこうと思っています。

 

アメリカ人の中には、今の騒ぎは一時的なものですぐに元に戻ると考えている人もいますが、私は経済問題は長期化すると考えています。

そして、かなりのだけ気となりそうです。リーマンの数倍は行くと思います。

今、アメリカでは失業率が問題になってきており、20%-30%になるという見通しも出ています。

失業はアメリカだけの問題ではありません。今後、他国でも表面化してくるはずです。

 

アメリカの1~3月期GDP、コロナで半減の恐れも

 

アメリカがやろうとしている巨額の経済対策はこの失業率を止めるためだと言われています。

つまり、不動産的に言えばすべての分野に下落圧力がかかることになります。

 

失業が増える → ローンが払えない → 差し押さえが急増 → 価格が下落 → ローンの残額より不動産価格が下がる(Underwater) → ローンの支払いをやめる人が増える → もっと差し押さえが増える → もっと価格が下がる

 

このサイクルが始まると、価格は急落します、そしてしばらく上がりません。つまり買い時が始まるわけです。

今はまさにこれが始まろうとしているところです。

ですから逃げる最後のチャンスだと言えると思います。私の場合は完全には逃げ切れそうにありませんが、、、、、、

 

今回の危機で特に問題となるのは、商業物件でしょう。

以下はレストラン業界ですが、2019年の同時期と比べて、50%-75%も売り上げが落ちています。

今後は商業物件は空室率が増え、価格の下落圧力は居住物件よりも大きいのではないかと予測します。

倒産も多くなると思いますが、今後はテレワークを導入する企業が増えていくと思われるので、下落圧力がより強まると思います。

不動産もそうですが、私は落ち着いたころ廃業したレストランでも買ってみようかと思っています。

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