いつ来るかはわからない、しかしいつかは来る。
これはアメリカの不動産の暴落にも当てはまると思います。
市場はサイクルを繰り返すものなので、上がるものはいつかは下がるものなのです。
今は歴史的な最高値を更新している時なので、その時は近いと思い、せっせとアメリカの不動産を売却しています。
今のアメリカは間違いなく不動産のバブルです。
昨日、不動産の決済があり、立ち会いました。
普段はエージェントに委任状を渡してあり、代わりにやってもらうのですが、たまたまアメリカにいるということもあり、立ち会うことにしました。
買い手と対面しましたが、60歳の男性で、30年のローンで家を買うそうです。
住宅ローンが関係する決済だと、サインする書類の量も非常に多く、決済に2時間もかかってしまいました。
私としては、無事に売れてほっとしたところなのですが、普通に考えるとクレジットスコアがよくない60歳の男性が30年のローンを組んで家を買いますかね???
決裁書類を見たところ、物件価格の9割が融資でした。
買う方も買う方だけど、お金を貸す方も貸す方だと私は思うのですが、、、、
この方と話していて、リーマンの時にも借りた金を返せなくなって苦しんだとと言っていましたが、このタイミングでまた買うそうです。
リーマンショックで学んだと思っていたのですが、やはり歴史繰り返すのでしょうね。
こういう人が借りて買い続ける限り、市場が下落した時の反動は大きいものなのです。
ちなみにエージェントは今は売り物件が本当に少ないので、他の物件も売らせてほしいというので、お願いしておきました。
ちょうど春になりますし、売るのにはよい季節です。
暴落する前に逃げ切りたいですね。