数年ぶりにクアラルンプールに来てみて、その発展ぶりに驚かされました。
本当に近代的な大都会へと様変わりしていて、人々のライフスタイルも先進国に追いつこうとしているのが肌で感じ取れます。
私が最初に来たのは10年ほど前ですが、これほどまでに発展はしていませんでした。
ここまでくるとだれの目にも明らかですが、例えば20-30年前にこうなることを見越して、投資と起業をした人たちは今頃は一財産を築いたと思います。
保守的な人たちに投資の話をすると、よく検討もしないで却下する人がほとんどです。
非常な発展途上国だったり、治安が悪いことで有名だったりすると、検討のテーブルにも乗らないということなのですが、すこし時間を取って、その国の未来を予想するだけで、結論は全く異なるものになるかもしれません。
現在の状況が悪いということは、これから上がる一方なのかもしれず、そうなるかどうかは10年単位のスパンで見なければならないことも多いでしょう。
もちろん反対意見はすべて却下すべきだと言いたいわけではありませんが、同じ状況を見ても、可能性と見るのか、それともリスクと考えるのかは人次第です。
もちろん何でもかんでもいいからリスクを取って、そういう国に投資しろと言いたいわけではありませんが、想像力を働かせるかどうかで、先行者メリットを取れるかどうかが大きくわかるものですよ。
成功した人たちも、最初はいろいろな人の反対を押し切って、将来を予想しながら投資や起業をしたのではないでしょうか?
クアラルンプールの町を見ながら、そんなことを考えました。