人にお金を貸してとお願いされたら、心を鬼にして断るか、あるいはそのお金は上げたと思って貸すのかどちらかの選択をするのが賢明です。
断ることで、人間関係にひびが入るようであれば、あくまでもその程度の関係だと割り切るべきです。
最悪のパターンは、「かわいそうだから助けてとあげよう」という動機で貸したにもかかわらず、踏み倒されることです。
人というのは、人から借りる時には感謝するものですが、時の経過とともにその思いは薄れ、いったん自分の口座に入った金は「自分のモノ」と錯覚するようになります。
残念ながら、人の良心や常識に期待してはいけません。よっぽどの場合を除き、きちんと返済はしてもらえないものです。
大抵は期日になっても返金されず、「来月返すから」とか、「あと少し待ってくれ」というのを何度か繰り返した後に、電話をしてもメールを送ってもレスがないという状態になることが非常に多いものです。
お金を貸した方としては、善意に付け込まれて裏切られたことに加え、お金を損したという二重のショックを受けることになります。
投資が失敗するよりもたちが悪いのです。
なんでこんなことを書いているかと言うと、最近、貸した金を返してもらえず、嫌な思いをしていたからです。
というか、お金を貸すと返してもらえない確率は9割穂超えているのではないかと思えるほどです。
今回、借主には本人には再三、催促をしたにもかかわらず、すぐに返すと嘘をつかれたまま先延ばしにされ、約束にすっぽかされたり、電話に出でもらえないことが続いたので、仕方なく知り合いの弁護士に依頼をしました。
「とりあえず、内容証明を出してみるけど、多分裁判になるかもね」とのこと。
とりあえずは完全成功報酬でやってくれるというので、それは助かるのですが、それにしてもこんなことで、知り合いの弁護士の手を煩わせるというのも、不本意です。
ということで、皆様は私と同じ轍は踏まないでくださいね。いいことは何一つないですから、、、