仕事をしていると分かりますが、一人ですべてのことができる人はいません。
自分ひとりですべてをやろうとすると、事業の発展性が欠けるので、大きくならない場合が多いようです。
人にはそれぞれ長所と短所があるため、自分にはない長所と人脈を持った人が3人くらい集まると、成功する確率が高まるようです。
これは誰でもよいから数人人がいればよいという訳ではありません。
中には他人に乗っかって、ただて儲けようとか、一緒にしても役に立たない人もいますから、よく選ぶ必要があります。
案件の内容や人それぞれの才能によっても違いますが、基本としては案件を組む人、実務をこなす人、そして資金調達をする人がいれば案件はスタートできます。
ですから、何か一緒に事業をやろうという話になる時には、参加希望者が具体的に何ができるのか、シビアな目線で見極める必要があります。
よくあるのが、やる気はありそうで、本人は何でもやりますと言いますが、実際に何ができるのかがよくわからない人です。
実際に始めてみると、仕事ができない人に限って良いポジションや分け前を多くとろうとする傾向が強い気がします。
振り返ってみると、ほとんどすべての案件でこのタイプの人間が現れます。
自分が中心となって、事業をスタートさせるときには誰と組むのかで、成功か失敗かが左右されます。
自分のパートナーとして最適な人が一人でも見つかっていれば、違う案件が現れるたびに加わってもらえるので、人探しというのはとても大切です。
というか、良質な情報と有力なパートナーさえ確保できれば、成功できるといっても過言ではありません。
その反面、あなたが人から誘われる場合や、自分が参加したいと思う案件を知人が持っている場合もあるでしょう。
その場合は反対に自分が何を貢献できるのかをよく明確にすべきでしょう。
起業と投資の世界では、相手を利用することを考える人はたくさんいますが、必要な能力を持つ人の中で、信頼できる人を一人でも多く探そうとする人はあまりいません。
人を利用することばかり考えるのは論外で、人を信頼できないから、一人ですべてをやろうとするのも、あまり良い考えとは言えません。
最後まで自分でやろうとするのではなく、最適なパートナーを探しつつ、案件を自分で手掛けておいて、良いタイミングでパートナー内部に入れるのはアリだと思います。