アメリカではセルフアシステットリビングと呼ばれるものがあります。
日本で言うところの老人ホームに近いものですが違いがあります。
完全に体が不自由になったり、認知症が進んでしまったお年寄りを相手にするのではなく、もう少し元気な方々を相手にします。
医師や看護婦が常駐しているのですが、中が高級なコンドミニアムのようになっている施設し、快適かつ、老後の生活を楽しむことができるようにする施設です。
入居費用が高額のため、かなりの高利回りが安定的に得られるとして、アメリカでは人気の投資先となっています。
もちろん施設と場所にもよりますが、一室当たり月に10000ドルから15000ドル取れることも珍しくありません。
このような感じで、下の写真は実在する施設のものです。
しかしこの投資のデメリットは参入障壁が高いことです。運営には認可が必要で、それを取得するのに時間と費用がかかるため、簡単にはできません。
投資の機会はたくさんあったのですが、できればただ投資するのではなく、運営側に入りたいと考え、その機会を探してきました。
ランセンスを取ることも一時は考えたのですが、あまり現実的ではないので、すでにライセンスをすでに取得している企業のパートナーとなって、セルフアシステットリビングを運用するための交渉を長く続けてきました。
もちろんそのためにはお互いウィンウィンでなければなりませんので、相手方が求めているものを提供できるようにするために、かなりの努力が必要でしたが、先ほど連絡が来て、基本合意に達し、今後詳細を契約書に落とし込んだ後にプロジェクトをスタートすることになりました。
最初のプロジェクトでは150-180室程度の施設となりそうです。
アメリカの不動産にはこのようなアプローチもあります。やり方次第では非常な収益を生み出すことは可能です。