仮想通貨詐欺のほとんどはマルチで集客をしていると聞きました。
他にも多かれ少なかれ詐欺の投資にはマルチ、つまり複数の紹介者が関係しているケースが多いようです。
知り合いや友人を紹介すればかなりの高配当が得られるとして、さまざまの人を巻き込んで広めようとする投資案件は後を絶ちません。
良い紹介料に惹かれて、懸命に広めようとする人も多いですが、立ち止まって考えてほしいのは、その紹介料の原資はどこから来るのか、という点です。
紹介料のシステムが二重にも三重にもなっている場合、かなりの紹介料が支払われることになります。
しかし、その案件は多額の紹介料を支払っても利益が出るものなのかどうか、そもそもの原点に立ち返る必要があります。
それほど多額の紹介料を支払ってでも、お客とお金を集めるには何か「他のメリット」があるのかもしれません。
そして、往々にしてその紹介料はポンジースキームにより支払われるものかもしれませんし、そもそも母体となる事業に全く実態がなかったり、販売しているものが全く無価値なものの可能性があります。
ということで、投資案件を知人に紹介したり、マルチに参加するように誘われる場合、その事業の実態と紹介料の出所をよく確認する必要がありそうです。