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失敗は「失敗」ではない

アメリカでは会社を倒産させた経験がある経営者が別の会社の経営者として雇われることがあります。

それは一度は修羅場をくぐって、立ち直ったから、一度も失敗したことのない人より強いというのがその理由です。

確かに一度、会社を倒産させると、振り返ってみて問題だった点もわかりますし、なによりも敗戦処理を最後まできちんとやった人というのは、その過程でメンタルも人間力も磨かれていて、次の時はもっと良い経営者になる準備が整っているのです。

失敗してみて初めて分かることというのは多いものです。

例えば、ビジネスにおける法律面の重要性、ビジネスパートナーとして選ぶべき人の素質、自分の未熟さなどなど、、、

 

世界の大富豪たちは子供の頃から失敗を何度も経験して、それを乗り越えるように育てられています。失敗することが失敗なのではなく、そこから逃げることが失敗で、普通の人にとっては大失敗だと思えることも、実は学びのチャンスだと考えているわけです。

人生の中で起こる「困難」の中でも「倒産」は、ダメージがもっとも高い出来事のひとつだと思います。しかし、そのダメージが強いが高い倒産を乗り越えてきた人は、その失敗から非常に多くのことを学び、同じ間違いを繰り返しませんし、また失敗するかもしれませんが、ダメージはもっと軽く、そして早く立ち直れるようになります。

 

日本の文化ではなかなか受け入れられない考えかもしれませんが、起業と投資で失敗を過度に恐れる必要はありません。

失敗したら、次はその経験を生かして再チャレンジすればいいだけのことです。失敗を恐れて、挑戦しないよりも挑戦して、結果失敗したとしても、その失敗から学べれば、その経験には価値があります。

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