日本人の中には中国人を嫌う人も多い。
ただ中国人と一言で言っても、実は違いがあり、広い意味で考えれば香港とか、台湾もあるし、シンガポールやマレーシアのように国によっては中華系の人がたくさん住んでいるところもある。
私は中華系の知り合いが特別多いという訳ではありませんので、中国人について語る資格がないかもしれません。
日本人にとって中国人は異質だと感じるわけですが、相手方も同じように感じているのは当然です。
先日、私のビジネスパートナーでもある中華系の人と話をしていたところ、面白いことを言っていました。
この人は「自分にとってお金はそこまで重要ではない」といつも言うくせに、電話をかけてくるといつも金の話。
「もう少し払わせろ」とか、「これでは安すぎる」みたいな話がとても多い人です。
この方は仕事の関係で日本人と会うことがよくあるのですが、いつもあることを感じているようです。
それは何かというと、
日本人は英語がへたくそ。
そして、経済感覚がゼロ。
つまり平たく言うと、国際ビジネスの適正はゼロだと思っているようなのです。そして確かにはそれは当たっていると思います。
賛否両論はあるものの、中国は経済大国であり、海外進出の面で日本より進んでいることは事実です。
それには個人差はあるとしても、中国人は経済感覚に優れているということに加え、英語教育が進んでいることが大きな理由なのかもしれません。
別に中国を好きになる必要はないとは思いますが、学べる点があることは事実だと思います。