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クリフハイの銀予測がついに的中? あと日銀のエンドゲーム。

昨日は日本経済の歴史に刻まれる日になったかもしれません。日銀がついに制御不能になりました。

昨日の会合で、日銀は突然の実質利上げを行い、不意を突かれた国債市場では価格が急落しました。

海外では日銀の"サプライズ アタック"といった声が聞かれ、大阪市場では価格急落のためサーキットブレーカーが発動し、一時取引停止となりました。

その後、日銀は無限の指値オペをすると発表し、黒田総裁は今回の措置は利上げではない、と火消しを図りましたがすでに手遅れでした。

海外では日銀が突然の利上げに踏み切ったと報道され、日本国債以外でも債権の売りが相次ぎました。

金利の上昇圧力に耐え切れず方針転換に踏み切ったものの、予想外の急落のためこれまで以上の緩和に追い込まれたということです。

資金注入なしでは、一気に崩壊してしまうポンジー詐欺であることを露呈したということです。

ゼロヘッジの記事によると、日銀単独で国債市場を破滅に追い込んだと酷評されています。

海外の債券トレーダーの中には、これは債券市場大暴落のきっかけになると考えている人もいます。どこにどう波及するのかには要注意です。

日本の場合、国債金利が3%に到達すると国家予算のすべてが利払いで消えることになります。

国債売りが相次ぎ、金利が上昇すると日銀は巨額の買いオペを強いられ、結果としてさらに追い込まれることになります。

日本国債の投げ売りが始まれば、日銀はこれまでに誰も見たことがないほどの金融緩和を短期間で行うことになります。

日銀がデフォルトするか、あるいは日本円の極端な購買力低下(インフレ)を受け入れるかのどちらかしか選択肢が無くなるということです。

日本の市場はかなり大きいので、日本が逝けば世界も道連れです。

このタイミングはかなり近づいている気がします。

こういうことが起こるので、どれだけ金と銀を買い集めてもまだまだ足りないと思ってしまうのです。

各国の中央銀行は言いませんが、こうなることをあらかじめ知っていて大量の金を買いまくっています。

 

ところで、今銀の価格が急騰していて、値上がり幅は$1を超えています。

これが以前からクリフハイが繰り返し述べている予測の的中を意味するのかどうかは、今後数日の値動きを見ないと分かりません。

彼の予想では最初に$1、次に$2そして$5、そして$20と上がっていき、その後は一気に急騰し$600に到達するというものです。

そして$600が価格の上限というわけではなく、その後も上がり続けるようですが、それは言い換えれば通貨の価値が極端に棄損することをも意味しているようです。

彼の表現では"Unobtanium(手に入らないもの)"になります。どうやらタイミング的に的中である可能性がありそうです。

はっきりとは述べていませんでしたが、銀価格の急騰は年末の時期に起こると考えているようです。

 

急騰の可能性を裏付ける根拠としては、コメックスの銀の現物はすでにほぼ無くなっているので、デリバティブによる価格操作もできなくなりつつあります。

金融機関もショートからほぼ手を引きつつあります。

公表されているデータではコメックスの現物在庫が過去22年間で、最低の水準にまで落ち込んでいます。

COMEX: Silver Registered Ratio Falls To 11.1% – Lowest In 22 Years

データ上では在庫があることになっていますが、コメックスの今月分の現物引き渡しはまだ完了していないようです。

日割りで保管料を加算されるのですが、すでに20日です。

バンクオブアメリカの短期デリバティブ契約の現物は、ウォーレンバフェット、イーロンマスクそして米国鋳造所のオーダーであったようです。

ほとんどの引き渡しは済んだようですが、残りの分の現物確保ができていないということのようです。

この動向を見る限り銀価格の大暴騰は非常に近い気がします。

銀を買われている方であればすでにご存じだと思いますが、スポット価格と現物価格にはかなりの乖離が生じています。

例えばスポット価格は$22なのに、現物を買うとプレミアムが加算されて$30になるといった具合です。

これでも高いと思うかもしれませんが、価格が上昇しスポット価格が$100になると、プレミアムが$50以上になります。

まだ買い足りない方はここ数日間の間の間に、買い足した方が良いのかもしれません。

クリフハイの予測が的中するのが今年であれば、銀投資家にとって2023年は明るい年になりそうですね。

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