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「赤信号、みんなで渡れば怖くない」のか??

現在、アメリカだけでなく世界中で債務は急上昇しています。

人々はただ何とか生活を続け、家族を食べさせるためだけにカードでのキャッシングを繰り返していて、同時にローン返済のデフォルトは急上昇しています。

報道によると、現在アメリカの63%の家庭はその日暮らしをしていて貯蓄が全くなく、しかも借り入れなければ暮らしていかれないという悲惨な状況に追い込まれています。

そのうち半数近くが年に10万ドル以上の年収がある人達だということからも、負債の額の多さが分かります。

今は自動車ローンの債務不履行が急騰していることが報道されていますが、不動産も同様でしょう。

PERSONAL FINANCE 63% of Americans are living paycheck to paycheck — including nearly half of six-figure earners

 

苦しいのは個人だけではなく、金融機関も同様です。

預入金額が減少するのに、ローンの貸し出しが減っているのでかなり苦しい状況です。

同時に、かつての中流階級によるローンの返済のデフォルト率の急騰のため、銀行の経営はかなり圧迫されています。

しかし金融機関と個人が圧倒的に異なるのは、この点です。

金融機関はベイルアウトされる可能性があるのに対し、個人に救済はないという点です。

借金というのは人を奴隷にさせるためのツールであり、リセットの際には資産すべてを強奪する口実として利用させる可能性が高いということです。

今、世界中の政府と中央銀行がやっているのは、中流階級を貧困層へと追い込むために主に2つの方法を使っています。

(捏造されたデータとフェイクニュースをも使って、何も問題はないという洗脳をも続けています。)

インフレにより通貨の購買力の極端に低下させることと同時に、払いきれないくらいの負債を負わせることであり、人々を完全に追い込んだ後に解決策としてCBDCを提供することです。

WEFは人々は2030年までに人々は何もモノを持たなくなる、と述べていますが、資産を強奪するために使用するツールの一つは負債です。

 

昨日、ある方が金融リセットをあまり心配する必要はないという内容の動画を配信していました。

この方は日銀が危機的状況に陥っており、残された選択肢としてはデフォルトか国有化しかないという話をしていました。→ここまでは同意。

その後に金融システムリセットが起こったとしても、一般人にはあまり関係がない話で、それほど心配する必要はないという自論を展開されていました。

その理由としては通貨の切り下げにより資産を失うのは主に富裕層で、一般人は被害が少ないということ。

例えば、通貨の価値が100分の1になるとして、10億、50億、100億円持っているような人は大損害だが、普通の人はそもそも金を持っていないので損をしたとしてもたかが知れている。

あと世界中のほとんどの人も同じように失うので、みんな同じだからそんなに心配するほどのことではないという理論を展開していました。

コメント欄では「安心しました」といった反応が多く書かれていましたが、まるで「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という感じでした。

借金が帳消しになるとでも思っているのでしょう。

 

しかしこの話で欠落しているは大事な点は、リセット時には企業が軒並み倒産し大量の失業が出ること、預金の引き出しができなくなり、その日の食糧にも困る人が出てくること、そしてクレジットフリーズのため食糧や燃料が入手不可になるといった点です。

これが起これば大量の人が死亡することになりますが、そうした事態が起こる時に、みんなも同じ状況だから自分も大丈夫だ、と言える人が本当にいるのでしょうか?

そしてそういう状況を利用して、資産を強奪するのがグローバルエリートたちの計画なので、一般人の借金を簡単にチャラにするとは考えにくいのです。

今後の展開は正確には分かりませんが、いずれにしても極限の状況を切り抜けることになるはずなので、弱点はできるだけ少ない方が身のためだと思います。

 

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