私が知る限り、というか私の周りにいる投資家の中では、レベルが上に行けば行くほど、投資の本を読んだりネットでの情報を仕入れる人が少なくなる傾向があります。
リアルで情報を持っている人と会って、その場で話を聞こうとする人が大多数です。
これは当然なことで、不特定多数の人に配信されている情報、例えば誰かのメルマガであったり、セミナーであったり、投資のスクールであったりといろいろな形態のものがありますが、これには情報を出す側に目的が必ずと言っていいほどあるからです。
例えば、昨年から今年の前半にかけてよくあった仮想通貨案件。毎日のようにいろいろな新しい仮想通貨に関するメルマガが来ましたが、儲かった人はほとんどいなかったのではないでしょうか?
これを買えば、「億り人になれる」、みたいな触れ込みで投資したものの、結局、儲かったのは主催者だけだったという典型的なパターンだったかと思います。
主催者の立場を考えると、不特定多数の人に情報を出すということは、どういう仕方でも構わないから、売りたいとか金を集めたいということの場合が多いと思います。不動産は例外かもしれませんが、、
ですからそもそもの時点で、なんで不特定多数に情報を配信しているのか、という疑問について考えていただきたいと思います。それはあなたが儲かるからではなく、売る人が儲かるからという当たり前の事実をまず認識していただきたいと思います。
ですから、ネットで情報を仕入れようとか、だれだれの投資スクールに入ろうだとか、本を読んでノウハウを学ぼうという人は、そもそも成功する確率はほとんどありません。それで成功するのなら、もっととっくの昔に成功者が続出しているはずだからです。
そういうのはただの何かを売るためのツールである場合がほとんどです。
本当に儲けたいと思うならば、本質的なことを考えていただきたいと思います。