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"気候変動ファイナンス"という名の巨額の金融緩和が行われる

ゼロヘッジが取り上げていましたが、アメリカで銀行の支店閉鎖が急速に進んでいます。

今週だけで64の支店が閉鎖されるとのことですが、PNC銀行、JPM、バンクオブアメリカ、シティ、シチズンズバンクの件がまとめられています。

ウェルズファーゴは含まれていませんでしたが、調べたところ今週13の支店を閉鎖することが報じられていました。

今年1年のJPM支店閉鎖に関してまとめた記事がありましたが、年末までに159の支店が閉鎖されるとのことです。

Chase Bank branches closing in 2023: here is the complete list

 

苦境にある金融機関ですが、ゼロヘッジはFRBが水面下でベイルアウトしていることも報じています。

金融機関がFRBから借り入れを起こせるBTFPと呼ばれるプログラムが急増しており、11/-1-11/22までで5億ドルの借り入れが行われたとのこと。

借入総額は1114億ドルであると報じられています。

これは最長1年の担保と引き換えの融資ですが、大幅に価値が下落している米国債やMBSでも額面通りの額を借り入れることができます。

通常では預金の取り付けに対応するために、含み損を出している資産を売却しなければなりませんが、今は金融機関を助けるために額面通りでの融資が行われています。

事実上のベイルアウトということになります。

Fed Bank Bailout Program Borrowing Surged In November

 

金融機関は現金がないわけですが、レバースレポからもそれが見て取れます。

リバースレポの現象スピードが加速しており、11/25の時点で残りは8650億ドルです。1日に650億ドル程度減少しているようです。

ゼロヘッジによると7000億ドルを割り込むと流動性が止まるとしています。

銀行にお金が無くなるタイミングで、FRBは利下げと巨額の金融緩和を再開すると考えられています。

つまり全世界をベイルアウトする規模の金融緩和が近々始まるということです。

 

別の話です。

今週末からCOP28が開催されます。11/30-12/12までの予定で開催されます。

しかしバイデンも習近平も出席は見合わせました。すでにサンフランシスコで話はついたようです。

 

話によればグリーンエネルギーは3倍に増やすとのことですが、内訳として太陽光パネルの生産量は5倍、EVは2倍に増やすことが決定しているようです。

"気候変動ファイナンス"という巨額の金融緩和が議題の中心となる見込みです。

「気候変動から地球救うために、金を刷りまくらなければならない」という結論は既に決まっています。

参加者としてはジョンケリー、ローマ法王、チャールズ国王、ジョンポデスタ、グレタといった顔ぶれです。

これに先立ち"専門家たち"は二酸化炭素の排出量を85%削減することを提案し始めました。息を吐くなとでも言いたいようです。

 

銀は圧倒的に不足していますので、当然目標に到達することは不可能です。

コメックスの閉鎖と銀現物の没収は、気候変動問題を口実に行われる可能性があります。

現実的に没収はなかなか難しいとは思いますが、少なくとも没収の試みはあると思います。

金融危機+気候変動問題を口実とした巨額の金融緩和は、システム破壊の口実の一つなのかもしれないと思ったりもします。

170年間の及ぶ銀の価格操作の終わりとなる可能性もあるので、その時には何が起こるのかは誰にも分かりません。

ビットコインを遥かに超える価格上昇が起こると思われます。

銀現物を買われている人たちは、世界人口の99%よりも先を行っているはずです。

12/12に会議が閉幕となる時に、何が起こるのかに注目ですね。

 

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