まずは現状の説明から。
こちらは米国債と連動しているMMRIというリスクインジケーターですが、先週から極限域に突入しています。
あまり話題には上っていませんでしたが、どうやらJPモルガンが破綻の危機にあるという話が浮上しています。
JPMと言えば、世界最大の金融機関です。
最近は金融機関破綻の話が出ないので、終わったと思っている人もいますし、危ないのは地銀だけだと思っている人もいます。
一説によるとアメリカの金融機関を救済するのに、少なくとも17兆ドルが必要だと言われています。
そのうち、JPMだけでも約1.7兆ドルが必要のようです。
しかもこれにはデリバティブが含まれておらず、JPMだけで30-40兆ドル程度のデリバティブを保有していると言われています。(デカすぎて誰も正確には知らない)
つまり、何かが起これば24時間以内に破綻するということです。
昨晩、JPMのストラテジストの発言があちこちで報じられました。
このまま金利上昇が続けば、「最終的には何かが壊れる」そして「経済的な事故」が引き起こされると述べたことがあちこちで報じられています。
遠まわしにJPMも危ない、と言いたいのかもしれませんが、これは事故でも何でもありません。
もちろん問題はJPMだけではありません。
数日前のニュースですが、ウェルズファーゴの役員が"仕事上のストレスのため"飛び降り自殺をしたという報道がありました。
アメリカ四位の大手金融機関ですが、トラブルの噂が絶えません。いったい何が起こっているのでしょうか?
これは昨日のロバートキヨサキのツイートです。
「FDICは725以上の金融機関が死亡寸前だとして、監視しています。
これはどのような意味があるのでしょうか?
アメリカに敵は必要ありません。アメリカには銀行家という敵がいるからです。
ジェローム パウエル(FRB長官)、ジェネット イエレン(財務長官)、ジェイミー ダイモン(JPM)らを始めとする犯罪者たちが銀行を運営しています。
神よ、お助けください。
アメリカに犯罪者は必要ありません。我々は犯罪者たちを銀行家として雇ったのです。」
、
そして数日前に有名なアメリカ借金時計がアップデートされ、中央に聖書の有名な言葉が表示されるようになりました。
「そしてイエスは神の神殿に入っていき、そこで売り買いする者たちを追い出し、両替人の台をひっくり返した」
世界の問題の中心に、強欲な銀行家がいることを示唆しています。
下の動画はサウスパークというアニメのシーンです。
100ドルの小切手をおばあさんからもらった男の子が、銀行口座を開いて預金するという話です。
銀行家は「MMFに入れて、配当をFXに投資すれば預金が増える、そして消えてしまった、もう消えてしまった」と説明しています。
「どういう意味? 100ドルあったのに」、「もう消えてしまいました」と答えます。
次に来たおばあさんには、「小切手をリタイヤメント口座に入れて増やしてあげます、そしてお金は消えてしまいました。」と話します。
冗談のような話ですが、真実をついていると思います。
追記です。
10月4日東部標準時間の2:20から行われる緊急放送のテストですが、様々な憶測が飛び交っています。
これは日本では10月5日の夜中の3:20になり、2時間も続くようです。(アメリカ以外はどうなのかは全く不明)
もし心配であれば、寝る前に携帯の電源を切り、電子レンジの中に入れておくと無難だと思います。
憶測についていろいろと聞きましたが、正直良く分からないというのが私の感想です。