反論はいろいろとあると思いますが、我々の今の最大の関心事は今の危機を切り抜けることだと思います。
いまだに危機感が薄い人が大半だとは思いますが、事態を直視すべき事態になっていることが昨日判明しました。
今年の3月にバイデン政権がロシア、中国、北朝鮮に対して核戦争を行うというシナリオを承認していたことが判明したからです。
戦略的核兵器使用計画を承認していたわけですが、その中でも中国の脅威が特に強調されています。
戦争の中心的存在となるのは、日本であることが改めて浮き彫りになりました。
このことを理解すると、ここ最近の日本政府の動きもよくわかるはずです。
これは今年の4月に岸田総理が訪米し、自衛隊と米軍のつまりバイデンが戦略適格使用計画を承認した直後の報道です。
そしてこれは6月の報道です。
7月には核兵器で日本を「防衛」する話も表面化していますが、協議を開始したのではなくすでに決定事項だったことになります。
ちなみに「防衛」には先制攻撃が含まれるようです。
昨日、ロシア政府は日本政府に対して強い警告を発しました。
法律違反をして軍事力を増強し、アメリカの指示のもとNATOを引き入れるだけでなく核武装をしようとしていることを強い警告を発しています。
第二次大戦で多くの苦しみを引き起こした教訓を思い出すように「再び日本政府に求め」ています。
バイデンが中国、ロシア、北朝鮮に対しての核戦争計画を承認していたことを考えると非常に戦慄を覚える進展です。
ロシア政府は戦争を仕掛ける中心的存在は日本であることを認識していて、繰り返し方針の撤回を求めていることになります。
ところで有事の際は本当に米軍は日本を防衛するのでしょうか?
戦争に巻き込まれないようにして生き残るのは当然ですが、資産の分散も考えなければなりません。
地政学的リスクが高まっている今、資産を一つの国と地域にまとめておくことのリスクも考えなければなりません。
ここのところ私は海外での資産の保全のための作業をしていました。
私は貴金属に投資しているため、パニック買いが発生して品薄になる時でも現物を確保するための体制を作っていました。
パニック買いが発生すると貴金属販売店は取引を停止しますが、そういう状況になっても優先的に販売を継続してもらえるように交渉しています。
そしてもう一つ、保管庫の準備を現在行っています。
海外ではよく貴金属の保管サービスを提供している会社があります。
もちろん安全だとは思いますが、一般向けにサービスを提供しているため誰もがその建物の中に貴金属が保管されていることを知っています。
もし大事件が発生し、治安が極端に悪化する時でも保管庫は本当に安全と言えるのでしょうか?
人々がお金を失い食べるものを買えなくなる時に、貴金属保管庫を襲撃したり貴金属を出し入れするために建物を訪れる人を襲ったりするのではないでしょうか?
ほとんどの保管庫はご丁寧に保管場所の住所まで公開するだけでなく、建物が保管庫であることを大っぴらに公開しています。
そう考えると保管庫自体のセキュリティーも大切ですが、人に知られていない場所にひっそりと保管するのが一番安全ということになります。
貴金属ブローカーと共同で専用の保管庫の準備を今進めています。
完成すれば、一般向けには非公開のプライベートの保管サービスが提供できることになります。
ある程度の資産がある人向けの限定的なサービスとなってしまうと思いますが、海外で資産を安全に保管したい人は検討すべき選択肢になると思います。