まだラスベガスに滞在しています。
この場所は私が訪れた都市の中でも、かなり嫌な場所の一つです。
一言で表現するとすれば、貧しいメキシコ的な雰囲気が強く漂っています。
昨日は運転していたら、道路の分離帯のところに生えている草と木が次々と燃え出しました。
見ているとすぐに消防車が駆け付けましたが、その間にも火はどんどんと燃え広がりまさかここは第二のロサンゼルスになるのかと思いました。
発火した場所はネリス空軍基地の真向かいだったので、非常に嫌な予感がして急いで移動しようと思いましたが、今度は停電が発生しました。
信号機が動かなくなったので道路は渋滞し始めて、しばらく移動したら停電地区からは脱出できましたが、心配なので急いでガソリンを満タンにしておきました。
上空からはケムトレイルが大量に散布しているので、早くここから脱出したほうがよさそうです。
ところでトランプ政権が提唱している政府のソブリンウェルスファンドについて、少し書きたいと思います。
なぜか日本人の間では絶賛する人が多い印象を受けますが、結局は第三者に自らの意思決定を任せてしまうということで、最悪の結末を迎えると思います。
ファンドの中身がどうなるのかは分かりませんが、どのような資産を買うかに関して一般国民に発言権はありません。
経済危機になり破産寸前の企業の株を買うことでベイルアウトとしてファンドが使われるとしても、国民には発言権は全くありません。
富を国民に分配するなどと主張する人もいますが、恐らくそうはならないでしょう。
少し違う考察もあります。
キャサリンオースティンフィッツは元ヘッジファンドマネージャーでしたが、暗号通貨とソブリンウェルスファンドの関係を指摘しています。
前提条件としてSECは一部の暗号通貨をコモデティと位置付けています。
あるインタビューの考察を取り上げているわけですが、ソブリンファンドの指揮を執るのは商務長官のラトニック氏であること。
財務長官のベセント氏は中心人物ではないようです。
彼女の推測としては、何もないところから新たな暗号通貨を作り出してファンドの一部の加えて、ミネラル採掘権を購入するつもりなのではないかとしています。
ミームコインを作り土地を交換することで、事実上土地と採掘権をタダで入手することで個人が巨額の富を手にするというスキームなのではないかと述べています。
彼女の推測には根拠はないようですが、ファンドマネージャーとしての長年の経験から高い確率でそうなるだろうとしています。
ロックフェラーやロスチャイルドのレベルの大富豪を生み出すツールとなるとしています。
また暗号通貨を利用してのベイルアウトも行われることになるとも述べていますが、こちらも不動産をタダで入手するためのスキームに過ぎないとしています。
ちなみに商務長官のラトニック氏は、世界最大規模のファンドであるキャンターフィッツジェラルドのCEOで暗号通貨には非常に前向きな姿勢を示しています。
これだけだと分かりにくいので、SECがどのように暗号通貨を分類しているのかを知る必要が出できます。
SECは暗号通貨は2つに分類しています。
一部の暗号通貨はコモデティとして分類し、それ以外は金融証券としています。
この二つには大きな違いがあります。
コモデティとは物々交換の手段として使われることがあるのに対し、証券は取引の媒体として使用されるもので厳しいルールが適用されることになります。
大差がないように思えますが、暗号通貨になると取り扱いが大きく異なります。
上の動画でキャサリンオースティンフィッツが述べているのは、コモデティに分類される暗号通貨のことを指していると思われます。
コモデティの分類されている暗号通貨であれば、制約なく土地と交換することができると言いたいようです。
またそうなるために価格を押し上げるのかもしれません。
ちなみに、現時点でSECがコモデティとして分類しているのは3つの暗号通貨しかありません。
BTC、ETH、LTCのみです。XRPは現在分類を巡り係争中です。
数日前にグレースケールがLTCのETF申請を行いましたが、SECは承認する方向性のようです。
ETFは分類上証券となりますが、LTC自体はコモデティとして分類されていることに注目すべきだと思います。
ETFが承認されるとLTCの価格は高騰するのでしょうか?