BRICSの新機軸通貨の話の追加です。
BRICSにはNDB(The New Development Bank)と呼ばれている機関があります。
ロシアによると、NDBが国際取引の決済機関になりうるという趣旨の発言をしていて、ゼロヘッジはさらに踏み込んでNDBがSWIFTの代わりとなる可能性を示唆しています。
この記事によるとSWIFTの代わりとして使用されるのは、金のステーブルコインのようなデジタル金融資産を使用することに関する提案があるとしています。
ここでの課題ですが、現在の金の価格では金のステーブルコインを作れないということです。
これまでの金融緩和により存在する通貨の量が多すぎるため、すべての通貨の裏付けをするには金が足りないという現実があります。
解決策は二つあります。一つは金の保有量を大幅に増やすことで、今はどこの国も狂ったように金を買いまくっています。
もう一つの方法は金の価格を大幅に上げるかのどちらかになります。
まずはできるだけ購入しておいて、その後に価格を釣り上げることになるのでしょう。それもかなり大幅に吊り上げることになりそうです。
ステーブルコインの中身ですが、ビットコインとゴールドをリンクさせる方法を模索しているフシがあります。
Massive: Gold Closer to Centralized Clearing in BRICS Solution to SWIFT
ゼロヘッジによると、複数の国々がロンドンとニューヨークに保管してある金現物を自国に持ち帰る動きを加速させていることを報じています。
自国に輸送するのは、経済制裁の人質にされることへの懸念のようですが、BRICSの動きとは無関係ではないと思います。
昨日はビジネスパートナーたちと不動産開発の打ち合わせでした。
アメリカ人と言っても様々な人種の人がいるわけですが、私のパートナーたちはイタリア系です。
彼らお勧めのイタリアレストランに連れて行っていただきました。