経済危機では普通、勝ち組と負け組が分かれます。
絶対数で考えると勝ち組の方が少ないと思いますが、それでも経済危機を通じて大金を稼ぐ人はたくさん存在します。
しかし今回だけは違います。というのはグローバルエリートたちは全世界が吹っ飛ぶ時に全員を同時に吹き飛ばしたいと考えているからです。
全員を負け組にすることが究極の狙いで、勝ち組はいないか、あるいはいたとしても少人数だけにとどめたいと考えています。
これを理解しているかどうかで、我々の対応は大きく異なると思います。
この流れで今起こっていることがあります。
今週に入り、SECがコインベースとバイナンスを提訴したことは、あちこちで報じられています。
FTXは訴えていないのに、バイナンスとコインベースを訴えたところに恣意的なものを感じますが、仮想通貨投資家たちを潰したいと考えていることは明らかです。
報道によると、SECは訴えの中でバイナンスが保有する世界中の資産を凍結することを求めています。コインベースも同様でしょう。
SEC asks for emergency order to freeze Binance US assets anywhere in the world
これは、口座全てが凍結されるということを意味しています。
緊急命令を申し立てているので、申し立てが認められれば口座からの引き出しはすぐに停止されます。ですから時間との勝負です。
最終的には破産計画の一部として、コインは没収されたままになるはずです。
もしこれらの取引所にコインを置いたままにしている人がいるならば、急いで移動させてください。
これは恐らくですが、取引所から大量の仮想通貨を没収した後に価格を押し下げるために利用するつもりではないかと思います。
取引所には仮想通貨がそもそもない可能性がありますので、取り付け騒ぎが起こってからでは手遅れだと思います。
かねてから繰り返し書いていますが、資産は自分の手元で安全に保管するようにしましょう。
米証券取引委員会(SEC)BINANCEとCZ氏を提訴|バイナンス側からの反論も
かなり昔に話になりますが、マウントゴックス事件というものがありました。
ハッキングで仮想通貨が盗まれた挙句、破綻に追い込まれたという事件ですが、これが起こったのは2011年のことです。
この時には口座全てが凍結され破産に向かって物事が進んでいますが、現時点でもまだ手続きは完了していません。
コインベースとバイナンスも同じようなことになるのではないかと危惧しています。
マウントゴックス事件とは?ビットコインが消失した事件の全貌を知る
これまではインフレを人為的に引き起こすことで、人々から富を奪ってきました。
今後数か月の間は仮想通貨だけでなく、銀行の口座からも引き出しができなくなるケースが続発するはずです。
ゴールドマンサックスとアップルがリリースした高金利の口座に資金が流入していますが、ここでも資金の引き出しができない事例が相次いでいるようです。
どうなるのかは分かりませんが、高金利につられた人たちは最終的には大損をするのではないかと思っています。
Apple customers struggle to get money out of Goldman Sachs-operated savings accounts
違う話ですが、全下院議長のペロシは国会侵入事件の証拠でっち上げの罪で逮捕、そしてFBI長官のレイもバイデン一家の告発者とトランプの書類の扱いに関して、逮捕される可能性が出始めているようです。
情報の真偽は不明ですが、成り行きには要注目です。