昨日の話の続きです。
この解決法を提唱しているのは、ジムリッカードという方で、弁護士でCIAやペンタゴンのコンサルタントも務める有名な方です。
これはあくまでも会計上の問題であり、会計方法を変えれば一時的には解決するというのが彼の意見ですが、問題は財務省の金はすでになくなっているのではないか、という疑問が付きまといます。
この件についてジムリッカードはツイートしていて、「金の話をしているのではなく金証券の話をしているのだ。」
そして本当に金がはあるのかと聞かれると、あると答えています。そして「言えないが、どこにあるのかも知っている」と述べています。
この方が断言するのであれば、本当にあるのでしょう。
話を聞きましたが当の本人は良い解決策であるものの、実現は難しいだろうと考えているようでした。
アメリカ政府内のエコノミストは金を「過去の遺物」だと信じるケインズ経済学者ばかりで、検討することすら嫌がっているというのが理由のようです。
あと金価格が急騰すると、人々の注目が貴金属に向いてしまうというのも理由のようです。
長期間金価格を押さえつけてきたのも、金ではなくドルの優位性を保つためでした。
金の価格を$42のままにしておいたのも、金の価値を過小評価したいという意図的な選択の結果であったようです。
ジムリッカードはバイデン政権が7/1に大手金融機関との共同会見を開き、デジタルドルのリリースを発表するとしています。
偽物のお金をリリースしようとしている時に、本物のお金に注目が集まるのは断固阻止したいということのようです。
マッカーシー議長はバイデン政権に対する批判を強めています。
バイデンは「問題解決の合意ではなく、デフォルトしたがっている」と述べています。
そして副大統領の時は債務削減に前向きだったのに、変節したと非難しています。同様の非難のコメントを出しまくっています。
バイデンはG7に出席するようなので、問題解決の目途はついたと推測する向きもありますが、私は違うのではないかと思っています。