数日前に告知したお茶会の件です。
予定人数を超える申し込みがあったため、申し込みを打ち切りましたが、その後も申し込みをされる方がいらっしゃいます。
そのため別の日程で再度、開催したいと思いますので、後ほど告知いたします。
以前にも書いたのであえて記事にする必要もないと思いましたが、念のために書きたいと思います。
日本とアメリカでは人の金銭感覚がかなり異なります。
最近は日本でも変わってきていますが、アメリカ人は基本的にお金がありません。貯金がゼロだという人も珍しくありません。
ロバート キヨサキがなぜお金の教育を始めようと思ったのかが非常に良く分かります。
仕組みを知って賢くならない限り、何度も何度も犠牲になるのです。
これは2022年の5月時点の話ですが、アメリカ人の49%は"緊急時"に$400を捻出できないそうで、2021年の11月の時点では32%でした。
つまり、何か小さな事故にも対応できない人が大半を占めているわけです。
49% of Americans Couldn't Cover a $400 Emergency Expense Today, Up From 32% in November
緊急事態にもいろいろあると思いますが、ここのところは大量解雇の報道が相次いでいます。
Amazonの人員削減 予定を大幅に上回る約1万8000人を解雇か 米メディアが報道
米国の巨大IT企業で相次ぐ大量解雇は悪手か? メタやアマゾンで1万人以上の削減
テック企業だけでなく、ウォール街でも大量解雇が続いています。
実際、英語で"mass layoffs" (大量解雇)というキーワードを入れると、数千人規模の大量解雇に関する報道が大量に出できます。
ここ数日ではマクドナルドやゴールドマンサックスが大量解雇をすると報道されています。
そしてさらにベット、バス&ビヨンドという大手小売店の破綻が騒がれています。この会社は数年前から人員削減をしていますが、今でも32000人の社員がいます。
仕事を失うということは、対応不可能な緊急事態です。
Yahoo Finance If Bed Bath & Beyond goes out of business, here's what may happen to its rivals
一文無しになった人たちが食いつなぐためにやることと言えば、クレジットカードを使うことです。
最近アメリカでは申し込んでもいないのに、カードの限度額が勝手に上がったという話をよく聞きます。
しかし上がったのは限度額だけではありません。金利も上がり20%になりました。そしてカードの負債額が過去最大になり増え続けています。
残念ですが、これも負債により人々を奴隷にするための罠の一つです。
Credit card interest rates are heading to 20% on average
Credit card debt reaches a record high among U.S. consumers
そして新年のニュースでは、"アメリカ人の80%が今年経済的苦境に直面する"とする統計に関する報道が出でいます。
半年前は50%だったのが、今は80%に到達したということのようですが、この数はもっと上がります。
Nearly 80% of Americans forecasting economic difficulty in new year, poll finds
ここでは取り上げませんが、これにインフレや異常気象という問題もアメリカを襲っています。
すべてを失った人はホームレスになりますが、これはWEFの目指すグレートリセットの目的地です。
準備ができている人にとっては、今後数年は人生最大のチャンスになります。
しかしそれは残念ながら嘘とプロパガンダを教え込まれ、すべてを失う人たちの犠牲の上に成り立っています。
これからは不動産を格安で入手するチャンスがありますが、そこには感情を持つ生身の人間がいて、貸し出す相手も家を失った人かもしれないということを覚えておくのは良いと思います。
説明はなかなか難しいのですが、経済危機においては、利益を最大限に得るようとする=相手にとっての搾取を意味する場合が多いものです。
不動産投資で利回り最大に上げようすると、数字上は儲かるように思えるのですが、結果はそれほど良くないケースが多いものです。
逆に良質な物件をやや安く貸し出すと、逆にうまくいきやすいものです。
入居者は生身の人間なので、大家が彼らにとって協力的な人間なのかどうかを感じるものなのです。
アメリカ人は平気で家賃を踏み倒す傾向が強いので、良い判断が必要ですが、あまり欲張ると逆に失敗すると覚えておくと良いと思います。