「アメリカで海外生活を楽しみたい」という人は多いですが、
「ビザが本当にとれるかしら」とか、弁護士を探したいけれど、どの人に頼んでいいかよくわからない、
という人も多いと思います。 実は私もそうでした。
私もアメリカのビザを取るのにいろいろと調査し、弁護士ともたくさん会って話をしました。
でもなかなか自分に合った弁護士を見つけるのは難しいですよね。
使ってみるまではよくわからないものですね。
もしかしたらこれから移民弁護士を探そうという人の参考になるかもしれないので、忘備録的に私の発見を書きたいと思います。
たいていの場合、移民弁護士は職業柄、クライアントを不安にさせる人が多いような気がします。
例えば、「あなたのケースは...........が問題になるかもしれない」とか、
「普通の移民弁護士だと、ビザが取れないかもしませんよ」などと言う人さえいました。
こういう話をされるとビザを取ろうと必死になっている人の場合、不安な気持ちにさせられてしまいますね。
しかし安心してください。ほとんどの場合、人を不安にさせるような話をダダの営業トークなので、スルーしましょう。
日本語が話せる移民弁護士について
日本語が話せる弁護士は大きく分けて、二種類に分かれます。
- 日本人の移民弁護士
- アメリカ人で日本語ができる移民弁護士
私が見た範囲では日本人の弁護士の場合、仕事の大半が駐在員向けのビザを扱っているといった印象が非常に強いです。
一言でビザといっても、カテゴリーも細かく分かれているため、残念ながら知識と経験が偏っているといった印象を受けました。
私の場合は投資家ビザ(EB-5)というカテゴリーですが、これについて全く知らない不勉強な弁護士もいたのはある意味、驚きでした。
一つの弁護士は投資家ビザを取りたいといっているのに、「あなたの会社は日本に本社がありますか」などと意味不明なことを聞いてきたりしました。おそらく自分が知っているビザのカテゴリーに無理やり当てはめようとしていたのでしよう。
一方でアメリカ人でありながら、日本語ができる移民弁護士もいます。
私はロサンゼルスで数人の日本語ができる移民弁護士と会いましたが、彼らは例外なく「お金をたくさん請求してやろう」という部類の弁護士でした。
そのうちの一人は最初、私に25000ドルを提示してきました。しかし私が回答を渋っていると、「いくらならやる?」と切り出し、あっという間に価格は15000ドルに下がりました。
普通の価格はもっと安いことが後からわかりました。
結局、私が雇ったのは......
さんざん問い合わせや面談をした結果、雇ったのは普通のアメリカ人の移民弁護士でした。
一人で小さな弁護士事務所を開いている女性の方です。アメリカの弁護士は大抵はいろいろな事件を扱うものですが、この方は移民法専門の方でした。
私の会計士が非常に顔の広い人だったため、相談したところこの方を紹介してくださり、面談に行くと、投資家ビザについての非常に明快な説明を聞けました。私のケースについてもいろいろと分析してくださり、「まず問題ないだろう」とのこと。また人柄もとても誠実そうで、安心できました。
費用も非常にリーズナブルで、2人で申し込んだせいもあると思いますが、一人当たりたったの3000ドルでした。もっと安い弁護士もいるのかもしれませんが、これまで高い値段ばかり聞かされてきた私にとってはとても安く感じ、この方に依頼することにしました。
移民弁護士選びもなかなか難しいものですが、めげずに探せば、いい弁護士に出会えるものですね。
※ 写真は本文とは無関係です。私が依頼したのもここではありません。