世界中でエネルギー価格が高騰していますが、これは今起こっているグローバリストたちと彼らに抵抗する勢力との戦いの中心でもあります。
世界の基軸通貨で、ペトロダラーと呼ばれる米ドルで原油が買えなくなる時、米ドルは終わります。
すでにドルでの原油取引から撤退している国は複数に及び、ロシアとの同盟を結んでいます。
つまりアメリカからの復讐から身を守るためには、ロシアの軍事力が必要ということなのだと思います。
そしてロシアを中心とするBRICSへの加入を希望する国が増え続けています。
アメリカの話に戻りますが、ガソリン高騰で国民は苦しんでいます。
フリーウェイでガス欠になって止まってしまう車が多数、発生したかと思えば、ガソリンスタンドでお金がなく、仕方なく警察に電話をする人もいます。
あとは他人の車を盗んで仕事に行こうとする人についても報じられています。
こんな中ですが、アメリカ国内では製油関連施設でのトラブルが相次いでいます。
昨日、オクラホマで巨大ガス精製所が爆発を起こしましたが、これはどうやらこれまでで最大の施設のようです。
これらの攻撃は米ドルを崩壊させようとする抵抗勢力によるものかもしれません。
Explosion Rocks Oklahoma Natural Gas Plant
そんな中、バイデンがサウジアラビアを訪問することが報じられています。
Biden defends decision to visit Saudi Arabia: 'It is my job to keep our country strong and secure'
Biden Will Find a Changed Middle East on His Coming Visit
サウジアラビアと言えば、ペトロダラーの立役者でしたが、最近米ドルによる原油取引をやめ、ロシア寄りになりつつあります。
噂では近々、BRICSに参加するのではないかと言われています。
Russia-Saudi relations ‘as warm as the weather in Riyadh,’ Prince Abdulaziz says
バイデンはそんな中、「招かれざる客」としてサウジを訪問し、アメリカに原油を売ってほしいと懇願する見通しです。
恐らく、見返りとして様々なものを提供すると見られており、多額の兵器供給その中には核兵器が含まれるのかもしれません。
ここでの注目はサウジがドルとの引き換えに、原油を売ることに同意するのかどうかという点です。
しかしこれに先立ち、三月にはジョンソン首相がサウジを訪問しましたが、何のお土産もなしで帰国する結果となりました。
岸田総理も要請しましたが、断られています。
そして先月、アメリカとイギリスの増産の要請にもかかわらず、サウジは原油価格を上げるという逆の行動に出でいます。
Boris Johnson returns from Saudi Arabia empty handed after flop oil beg trip
大方の予想としては、バイデンは少し前まで敵対的な態度をとっていたこともあり全く歓迎されず、当然、原油交渉も失敗すると見られています。
空港に到着時に、誰も迎えに来ない可能性や面会すらできない可能性も指摘されています。
アメリカ国内ではガソリン価格が高騰を続けていますし、この交渉が不調に終わればガソリン価格は1ガロン=$10-15になると言われています。
ドルを意図的な破壊して、グレートリセットに持ち込もうとしたものの抵抗勢力に計画の弱点を上手に利用され、結果として自爆に追い込まれつつあるグローバリストたちは今、パニックモードであることは間違いないと思います。
バイデンのサウジアラビア訪問の成果は、世界経済に直結しますので要注目です。