私は銀をいつも海外から輸入しています。
理由としては、日本国内では非常に入手しにくいのと、コインに至ってはかなり上乗せさせた価格で販売されています。
最初のころは、石福の10kgのものを買っていましたが、これは実は失敗だったとあとで気付きました。
インゴットは時々日本でも購入できるようですが、個人的には価格が変わらないのであれば海外で買いたいと思ってしまいます。
日本国内で海外でも認められているのは少なく、海外ではあまり認知されていません。
ちなみにこちらはLBMAで認証されている日本の会社です。
海外の方が断然選択肢が多く、デザインも選べますが、日本のインゴットはデザイン性がありません。
以前にどこかで書いたと思いますが、世界六大鋳造所と呼ばれているものがあります。
米国鋳造所、英国王立鋳造所、パース鋳造所などが主流ですが、民間の会社でも高品質で知られている会社もあります。
理想としては有名な鋳造所の1-10ozまでのものを手に入れることです。
それ以上の大きさのものになるとあとから売却する時に穴をあけられたり、切断されることになりますし偽物は大きなサイズのものが多いようです。
あとから銀の価格が上がる場合(現時点では希望的観測ですが)、10キロのインゴットの売却となるとかなりの値段になります。
買い受ける会社も限られると思いますし、その時に中身の確認として切断されるとロスが出でしまいます。
日本の金属リサイクル会社で銀のインゴットを買う方もいるようですが、現時点ではあまりいい考えとは言えないと思います。
これは最近、私が買ったものですがスコッツデール鋳造所のもので、高品質で知られています。
デザインも優れています。墓石という名前のインゴッドです。
あとこれはセールで売られていたコインです。
カナダ王立鋳造所の2ozコインです。メープルコイン二枚分の価格で売られていたので買ってみました。
海外から購入するメリットはありますが、デメリットもあります。
先月、注文した分がなかなか届かないので問い合わせたら、なんと配送途中で紛失したことが判明しました。
購入した会社からは保険が掛けられているので、まず調査させていただき見つからない場合は、再度同じものを発送するという回答を頂きました。
これまで複数回、海外から購入していますが無くなったのはこれが初めてです。
今、UPSが調査をしているようですが恐らく見つからないでしょうね。
でもきちんと対応していただいているようなので、安心です。