「あなたの財務上の将来は偶然に委ねるべきでない。よく組み立てられ、目的に合致した投資ポートフォリオが必要だ。」
これはある投資顧問会社の人が語った言葉です。
この人によれば、投資を始める前に以下の点を考える必要があるそうです。
a) 現在いくら持っているのか
b) 将来のある時点でいくらいるのか
c) そのためにその時点までにいくら儲ければいいのか
d) 私の目標は達成可能なのか?
投資家が投資を始める時、フィナンシャル・アドバイザーたちが教えるように周到に目標・計画を抱いている人ばかりではないでしょう。
ただ、ぼんやりといくらぐらい貯めたいと祈り、その日その日に儲けを上げるようなことからスタートした人がほとんどではないでしょうか?
このように考えてみると、いくら必要なのか、そしてどんな生活がしたいのかを明確にしないと、なんとなく投資を始めてしまうことになりかねません。
目標がはっきりしていれば、必要な額もわかるので、不必要にハイリスクハイリターンの投資に手を出すこともなくなると思いますし、目標にそぐわない投資手法に手を出すこともなくなります。
ですから買い物をする前に、まず自分は何が欲しいのか、何が必要なのかを明確にする必要があります。
こうしたことを考えつつ、投資のポートフォリオを組んでいくのにはプロのアドバイスが必要になります。
ここで大抵の人は、お金をけちって無料の相談やセミナーに行くのですが、たいした手数料も取らないアドバイスがどんなものか、考えるだけで恐ろしいですね。
人の人生を大きく変える可能性があるものですから。