今の経済が崩壊すると、路頭に迷う人がたくさん出てきます。
人類史上最大と言われる債務のバブルは今、かなりの危険水域にあると言われ、最後にはバブルを破裂させることが計画されています。
というのは、各国の中央銀行は債務を返す当てはなく、すでに死にかけの経済を延命させることだけのために、国民の将来から返せない額の借り入れをしているからです。
FRBも日銀もそうですが、債務バブルを破裂させることにより、吹き飛ばそうとしています。
しかし吹っ飛ぶのは経済システムと通貨だけでなく、国家という体裁すらもなくなると思います。
一番被害を受けるのは、我々一般人です。
金融封鎖により、銀行預金はゼロになります。いわゆるベイルインと呼ばれるやつです。
そもそも銀行にあなたの預金はないので、なくなるという表現には語弊がありますが、お金を出せなくなるという意味ではそういえます。
ATMは止まり、クレジットカードも使えなくなります。
年金も保険もなくなり、そして店頭からは品物が消え、人々は食料や生活必需品さえも手に入れられなくなります。
こういう世界になると、死亡する人が増え、同時に犯罪が急増します。
生きていくためには隣人から奪い取らないといけなくなり、犯罪が多くなります。政府機関も機能しなくなります。
恐らく今の債務バブルが崩壊すると、我々がこれまで目にしてきた社会というものが崩壊し、すべてが様変わりしてしまう可能性があるということです。
残念ながら世界人口の90%は今、何がおこっているのかかが分かっていない、あるいは分かっていても準備ができていないという部類に入ると思います。
私も残念ながら準備がすべてできているとは言えません。
準備をしていて思ったのですが、アメリカではしばらく前から銃と弾薬の売り上げが急増しています。
犯罪が増えることを見越している人が多いことの証拠なのだと思います。
Gun and ammo sales skyrocketing as pandemic rages on
Shell shock: Ammunition shortage squeezes area gun enthusiasts
少し前にアメリカのテキサス州のメキシコ国境近くに住んでいる人の話を聞きましたが、国境を越えて不法移民がたくさん来るそうです。
中には途中で力尽きて死んでしまう人もいるらしく、見かけるたびにこの人の友人でもある警察官に連絡をしていたそうです。
しかし、最近は「もうそういうことでは連絡をしないでほしい」と言われたそうです。
人手が足りないのと、死んだ人はコヨーテのエサになるので、そのまま放置してほしいというのが理由だったそうです。
要するに警察はもうあてにならないということです。
日本でこういう事態が起こるかどうかは分かりませんが、経済の崩壊とともに政府機能が停止するとなると、自分の身を守れるのは自分だけということになるのかもしれません。
使う事態にならないことを願いますが、万が一のために護身用品も買っておいた方が良いかもしれません。