貴金属投資家と金鉱株に投資している人たちは、長く待っている人たちです。
私も含めてですが、上がる上がると言われてかなりの時間が経過しています。
ウラン株については、最近は暴騰しているので利益が出ていますが、金と銀に関してはかなり低迷していて、含み損を抱えているものがほとんどです。
私もロスが大きいので、見るのも嫌な時もありますが、今は買い時だと信じて先日、少し買い足しました。
貴金属と天然資源投資家として有名なリック ルールは1日遅れるより、1年間早い方がいいと言っています。
誰もいつ上がるのかがわからないため、投資で成功しようと思うのであれば、分析しニーズがあるのに格安なものを投資した後に、しばらく待たなければならないことが多いというのです。
ほとんどの投資家は値段が上がっている物を追いかけたり、逆に下がると売り払ってしまうという傾向が強いのですが、本来はそうではなく下がっている時こそ、買い増すべきだと述べています。
自制と忍耐が必要だというわけですね。
とはいえ、そろそろその時期も終わりに近づいています。
特に12月に入ると、もう終盤に差し掛かっているアメリカドルが本当に終わるかどうかのタイミングに差し掛かる可能性が高そうです。
これはアメリカ政府の来年度の公共事業の下請けの契約更新時に入りますが、インフレのため話がまとまらず、政府機能不全に陥る可能性が指摘されています。
例えば、今はガソリン1ガロン5ドルで計算していたとしても、来年の半ばに7ドルになる可能性があるとすれば、下請けは仕事を受けることができないというわけで、これはガソリン以外のすべてのものに当てはまります。
インフレだけでなく、ワクチンによる労働者不足と認知機能の低下により、仕事できる人が減っているという問題も拍車をかけることになりそうです。
最後の悪あがきで、意味不明な理由で巨額の金融緩和を行う可能性はありそうです。
米ドルが崩壊すれば、人民元、ユーロ、そして円も引きずられます。
ユーロはPPIが18%を超えたということで、急速に悪化していますし、日本もそれよりはよいようですが、それでも6.4%となっています。
中国は公式発表で13.5%となっていますが、おそらくもっと高いと思われます。
米ドルの崩壊と同時に、一気に悪化することは不可避だと思われます。
一時的には大混乱となりますが、ただ長期的にみると人類にとっては良いことで、人類を奴隷化してきた債務中心のシステムは崩壊することになります。
恐らくFRBをはじめとする中央銀行の多くも崩壊することになると思いますし、彼らが発行する通貨から力を得てきたグローバリストたちも力を失うことになります。
金鉱株は株式市場が閉鎖されなければ、という条件付きではありますが、米ドルの崩壊とともに暴騰すると思います。
ちなみに以下は最近私が買った株式銘柄です。
Equinox Gold (NYSE: EQX).
North Shore Global Uranium Mining ETF (NYSE: URNM)
Royal Gold (NASDAQ: RGLD)