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ドルと金の兌換停止は「一時的」という約束だった

米軍がアフガニスタンから撤退する時に、大量の金を持ち帰ったことが報道されていました。

これとは別に、アフガニスタン政府はニューヨーク連銀に1731トンの銀を保管していることが、以前から報告されています。

しかし、どうやらアメリカはこれをアフガニスタンに返すつもりはないようです。

Afghanistan’s gold at the NY Fed: 1,731 old bars held since 1939

 

突然、金の没収に走った経緯には、ある出来事が関係しているようです。

建前では、アメリカ政府はフォートノックスに大量の金を保有していることになっています。

とはいえ、何十年間も在庫の検査がなされていないことに加え、大量の金を見たという人もいないので、本当はないのではないかという噂が流れています。

そして、ニクソン大統領が金本位制をやめてから50年が経ちますが、その当時の約束は、ドルと金の兌換を「一時的に」停止するということでした。

最近になり、英国政府が約30億ドル相当のドルと金の兌換を要請しているようなのです。

British Requests for $3 billion in US Treasury Gold – The Trigger that Closed the Gold Window

それだけでなく、ブラジル政府は最近、急激に金保有量を増やしている中で、イギリス同様、1ozあたり$35で金との兌換を要求しているようなのです。

その量は1292トンのようです。

Brazil’s Central Bank refuses to answer any questions about its Gold Reserves

ブラジル政府は金保有量についての質問に対しての回答を差し控えています。つまり米政府と交渉中ということなのかもしれません。

これは推測ですが、他国も米ドルと金の兌換の再開を水面下で打診しているのかもしれません。

 

フォートノックスに金はないという推測は恐らく事実でしょう。

米ドルが急速に購買力を失っている中での、ドルと金の兌換再開要請と泣きっ面に蜂ともいえる出来事かもしれません。

アフガニスタンから募集した金を他国に流すことで、アメリカは一時的に切り抜けようとするのでしょうか?

 

こんなところでも米ドルからの逃避は始まっています。ペトロダラーシステムの終焉はもうすぐそこまで来ています。

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