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バーゼル3と金、そしてグレートリセット

個人的にはまだ施工されるとは思っていませんが、今月に起こる可能性のあるのがバーゼル合意です。

これは何かというと、銀行の経営危機を防ぐ目的で自己資本の強化を目的とする規制で、2028年までに世界中で実施されます。

 

金と銀の価格操作に使われているペーパーゴールドとシルバーですが、パーセル3合意の施行により、撤廃されるという見通しがあります。

【自分のための備忘録】BIS規制(バーゼル3)変更により金・銀が暴騰する???

 

こちらの動画は日本語の字幕が付いていますので、ぜひご覧いただきたいと思います。

 

バーゼル3合意の中身ですが、例えば以下はその一部です。

金がカウンターパーティーリスクがない、ティア1 アセットである。

あと、中央銀行は融資に対して、担保がなくてはならず、計算上の不一致は認められない。

そして、部分準備銀行制度は認められない。(ようするに、通貨を何の裏付けなしに増やしまくることは許されなくなる)

部分準備銀行制度とは

一言で言うと、今、金と銀の市場価格を自由に上げ下げしているペーパーゴールドとペーパーシルバーが撤廃されるということ。

 

そして金価格を大幅に引き上げざるを得なくなるということです。

非常に矛盾した話ですが、結局のところ各国の中央銀行はさんざん金融緩和をしておきながら、その陰で金の備蓄を増やしています。

そして、結論として金はリスクがない最高の資産であることが認められています。

 

コメックスで取引されているペーパーゴールドの世界では、金1ozに対して、62000のデリバティブが存在しています。

つまり、現物は全くないのに金融商品だけは山ほどあるのです。

そしてそのすべてがなくなると、金の価格は爆上げということになります。

銀も上がります。

 

問題はこれがいつ実施されるのかということ。

今月末が一つの期限となっていますが、恐らくまだ準備ができていないのではないかと思います。

昨日、アメリカの議員が「中国の脅威に対抗するために」、早期にデジタルドルの導入をするようにFRBに求めたという報道がありました。

もう準備はできていると思いますので、ある日突然、導入の発表がある可能性は否定できませんが、この感じだと2022年末までの導入となるのではないかと思われます。

 

2日前も価格操作で、大量のペーパーゴールドとペーパーシルバーが売られ、価格が下がりました。

どこかで誰かが価格操作をして、現物を買い集めたのだと思います。

少し前から買っていると、少し高くなったなと感じがちですが、まだまだかなりの安値圏です。

普通の人たちが、焦って参入し始めるのは$40-$50くらいになってからです。

短期的な価格の上下に一喜一憂せずに、長期のトレンドを見ながら投資していくべき投資対象です。

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