今、目下最大のリスクは米国の債務バブル崩壊のリスクです。
今の経済は人為的にゆがめられ、操作されています。
誰もが認めようとはしませんが、アメリカではかなりのスピードでインフレが進んでいます。
RBはインフレは大したことはない、というウソをつきながら、果てしない金融緩和を行い続け、資産をものすごいスピードで買い続けています。
FRB議長の会見を聞いていましたが、嘘ばかりです。
インフレは大したことがないとか、経済の回復には時間がかかるなど、事実とはかけ離れたことを話し続けていました。
ただ一つ、話していた本当のことは金融緩和を続け、資産を買いまくるということだけです。
今、我々が目にしているのは歴史上、前例がないレベルの債務のバブルです。
このバブルは近い将来、かならず破裂します。もう他の方法を使って今から回避することはもはや不可能です。
この債務のバブルは破裂する時に、世界中は大混乱になります。
将来からお金を借りて、今の水準を維持するという無理なシステムが止まる時、世界規模の経済危機の始まりです。
これは一つの核爆弾が爆発し、それにより違う爆弾が次々と爆発するようなものです。
中には、コロナが終わりこれから経済の回復が始まると勘違いをしている人がいますが、それは大きな間違いです。
本番はこれから、そしてここから大幅に悪くなると思っていてください。
世界規模で大混乱を引き起こす債務バブルの破裂、そして米ドルの通貨危機に端を発する経済危機とハイパーインフレ、
そのあとにデジタル通貨の導入が始まることになると思います。
パウエル議長はデジタルドルについて聞かれたときに、口を濁していました。
それに至る道筋を話せないのでしょう。
多くの人たちは、あとから彼らが何をしていたのかを理解することになるのだと思います。
今この時期に債務に投資をしていないかどうかを確認すべきだと思います。
具体的に言うと、米国債への投資、そして米ドルへの投資です。この二つはアメリカの債務そのものだからです。
あと、資産を預金として持っていることも、ある意味、債務です。
それは銀行にお金を貸していることだからです。他にもできることはたくさんあるかと思います。
今、ほとんどの人が気づいていないところで、大爆発が起ころうとしていることを認識することが大切な第一歩だと思います。
これからの時期は。米国債の金利を特に注視すべきです。
アメリカだから日本には関係ないなどとは思わない方がいいです。