アメリカドルに対する信頼が揺らぐにつれ、世界中で脱米ドルの動きが強まりつつありますが、アメリカ国内でもそれは始まっています。
こちらの報道によると、カンザス州議会に新たな法案が提出されました。
それによると、カンザス州内では毎日の買い物のために、ゴールドとシルバーを通貨として使用することを認めるという内容が含まれています。
ロシアも米ドルの使用をやめると明言するなど、ドルの信用はかなり落ちてきています。
ただこれは米ドル以外の通貨ならば、安全なのかというと、実はそんなことはなく、多少の差はあるにせよ、信用力が落ちているという点では、どの通貨も同じです。
いずれにしても面白い動きが水面下で始まっています。
Could Kansas Catalyze Demand for Gold and Silver Assets?
少し前に記事にした仮想通貨の話には続きがあります。
Hedera Hashgraph(ヘデラハッシュグラフ)ですが、日本ではまだそこまでは注目されていないようです。
しかし、海外ではかなり注目が集まり始めているようです。
すでに実用の可能性が高まりつつあり、オーストラリアで一般的に使用されているEftposで使用されることが決まったようです。
オーストラリアではだれもが使用しているEftposは、いわゆるデビットカードで銀行口座と直結されています。
Oz payments firm eftpos joins Hedera, token spikes in advance
ファイザーのワクチン情報の管理にも使用されるようです。
新型コロナウイルスのワクチンを分散台帳技術で管理、英Hospital Groupがファイザー社のワクチンで実現
あと、悪名高いワールドエコノミックフォーラムとの連携も決まっているようですね、、、
これ以外にもペイパルとビザの役員が加わったという噂も出でおり、今後の各国政府のデジタル通貨の普及にかかわってきそうな雰囲気があります。
世界の新しい基軸通貨推進を進めるワールドエコノミックフォーラムとの連携、そして通貨のデジタル化の動きと合わせて考えると、
もし世界が彼らの考える方向に向かうとするのならば、その中でヘデラの役割は大きなものとなるのかもしれません。
すでに名だたる大企業が次々と連携を模索しています。
ヘデラトークンサービス(HTS:Hedera Token Service)提供開始。スマートコントラクトなしでネイティブトークンの発行、設定を提供。
Hedera Hashgraph、テキサス州長官にe-Apostille PoCを提示
ただ報道されていること以外は、推測の域をできませんので、投資される方は自己責任でよろしくお願いいたします。
仮想通貨は既存の金融システム以外で資産を持つという目的にかなうものですが、ビットコインも最近は、先物になったりオプション取引ができるようになったりと、
他の金融商品と大差がなくなりつつあります。
政府が規制をするという可能性もありますが、それもかなり少なくなっているように思われます。
もし今後、ビットコインが衰退するとすれば、それは政府による規制ではないと思います。
ビットコインよりも優れた仮想通貨の登場により、人々が離れていく事が一番の脅威となりうるのかもしれません。
その面では、ヘデラは今後、最大の脅威となる可能性があると思います。