今朝、不動産のエージェントから連絡がありました。
かなり気温が下がってきたので、ガス会社に連絡して、家の暖房を入れてほしいという依頼でした。
アメリカの寒冷地で不動産を持っていると、冬場には必ず寒さ対策をしなければなりません。
これはなぜかというと、水道パイプが凍って破裂する危険があるからです。
人が住んでいれば、破裂することはないのですが、空室物件を何もせずに放置すると、ほぼ必ずと言っていいほどパイプが破裂します。
特に古い物件の場合、銅のパイプをしようとている場合が多く、凍結には弱いです。
冬場の対策をしておかないと、結構ダメージが大きいです。
というのは、知らない間にパイプが破裂し、家じゅうが水浸しになるだけでなく、多額の水道代を支払うことになりかねないからです。
地下室はこんな感じになります。
これを避けるためには対策は二つしかありません。
一つは家の暖房をつけたままにする。
もう一つはWinterrizeと呼ばれる作業で、不必要な水をパイプから抜き、そして不凍液を入れる方法です。
少し費用は掛かりますが、パイプが破裂するよりもましなので、冬場にはいずれかの対策をすべきです。
冬場に不動産を買う場合、対策がしてある場合が多く、水道管の確認がしにくい場合がありますので、注意が必要ですね。