世界はブラックマンデー型の経済危機になりかけていますが、アメリカがまずいことになっています。
コロナウイルスの影響だけでなく、ここにきて原油安でアメリカのオイル関係会社はより追い込まれています。
結局のところ、コロナウイルスでの需要減に乗じた原油安によるアメリカへの復讐という面が多分にあるのではないかと思います。
一方アメリカの方ですが、35社のうち10社程度が倒産に追い込まれると言われています。
別の意見によれば、シェールガス関連の半分が倒産するという意見もあります。
Jim Cramer says he could see ‘9 or 10’ oil companies going bankrupt if crude declines persist
Oil Price Crash: 50% Of U.S. Shale Could Go Bankrupt
またこれによりオイル業界に巨額の融資している銀行も引きずられる様相を呈してきています。
この原油安がいつまで続くのか、我慢比べのようになってきていますが、もともと体力がないアメリカのオイル業界は白旗を上げ、連鎖倒産となるのか、
それとも政府が公的資金で救済せざるを得なくなるのか、その日は近そうです。
いつまで続くのかというのが大きな問題ではありますが、コロナウイルスよりも経済への影響は大きそうですね。
好調を続けてきたアメリカ経済で、少なくとも大統領選までは大丈夫と言われてきましたが、そうでもなさそうです。