他にも売りに出している物件があります。
準備が整い次第、少しずつ売りに出しています。
そもそもの価格設定もそのエリアの最高額を狙うのではなく、ほどほどの価格設定をし、買い付けが入る時は、少しは応じるようにしています。
売る側としては、もっと高い価格で買えるのではないかと考えがちですが、買い手は少しでも良い条件で買いたいと思うもの。
大抵最初の買い付け額は少し低めで入ってくることが多いもの。
そこで売り手としては、カウンターオファー、つまり提示額では売れないが、〇×ドルくらいならば手を打ちます、という意思を伝えるわけです。
すると買い手は真剣であるか、条件が買う場合、再度条件を提示してきます。
その場合、Highest and best offer、つまり出せる最高額だと伝えてくるものです。
今回の買い付けは売り出し価格よりも少し低い額でしたが、利益も出ているのでその条件を生むコトにしました。
売りに出している物件が唯一無二の物件でない限り、ほどほどのところで手を打つべきです。
(例えば歴史的建造物とか、都市開発上、大事な場所にあるとか)
私の知り合いで、物件を売りに出しているのですが、かなり強気の値段設定でした。
買い付けは入るのですが、なかなか売れないでいたところ、マーケットが過熱してきて、何を思ったのか売却価格を改定して、数万ドルも上乗せしたのです。
私が知っている限り、エージェントにオープンハウスとかをやらせていますが、いまだに売れていません。
もう二年くらいも粘っていると思います。
(オープンハウスに掘り出し物はない。いい物件はそんなことをしなくても売れるから)
売りに出してもあまりに長期間、売れないとそのまま売れない可能性が高くなります。
利益が出ているのであれば、そこそこで満足し、次のディールに移った方が無駄がなくてよいと思います。