年を取ってくると、人間の本質がよく見えるようになる場合があります。
円熟して、良い判断を下すようになる場合と、そうでない場合があります。
つまり、自分は経験があるし、良い人脈もあるから、上からの圧力をかけてトップダウン型で何かを決められるなどという驕りが出る場合が時々あります。
特に過去に成功体験がある人に多いパターンです。
相手が自分より年上で、経験があるからと言って、大丈夫だろうと思いこむのは危険です。
ふたを開けてみると、実は全く使えないという場合もあります。
ただ変な経験と知恵があったるするところがまた厄介だったりするものです。
ビジネスの世界でこういうのははっきり言って、邪魔です。
老害とも言える人を外すのも大変だし、かといってアドバイスを聞くわけにもいかない。
だから、年配者を事業に加える時には、あらかじめそのリスクを考えたほうが良いと思います。
チームの全員が真剣に勝負をかけているときに、変なことを言い出し、しかもその意見に固執する。
反対すると気分を害し、トラブルになるということが起こりえます。
年配者と一緒に仕事をするとメリットも多いですが、あとから変な問題が噴出することがあります。
年配者をチームに加えると一見、メリットも多そうに思えますが、隠れたリスクも知っておくべきですね。