日本ではロシアとの関係では北方領土返還の話ばかりが取り上げられますが、それを尻目に極東地区ではウラジオストクと極東地区のハブにするための
プーチン大統領の政策が進んでおり、日本もそれにかかわっています。
これまでウラジオストクは軍事拠点だったため、外国人の立ち入りが長い間、禁じられていたという歴史があります。
しかし2年ほど前に極東地区を経済の自由地区とする法案が決まり、それ以降急速に発展が進んでいます。
なぜ極東地区がなのか?
日本からは非常に近いところでロシアだけでなく、中国や日本を国家規模の巨大プロジェクトが進行しています。
ロシア極東地区はロシアでも人口の少ないエリアですが、日本や中国と接しており、重要に拠点になっています。
特に隣接する中国には非常に多くの人が住んでおり、交流を活発化させようとしています。
以下の図はロシアと中国の国境沿いにどれくらいの人口がいるのかを示す図です。
それだけではありません。現在、シベリア鉄道を北海道まで伸ばそうという計画も進行しています。
日本では北方領土の話ばかりですが、日本の経済協力も日本にとってかなりメリットの大きい話ということになります。
プーチン大統領は本気でウラジオストクを極東のサンフランシスコ、経済、交通とテクノロジーのハブにしようと考えています。
ロシアは非常に大きな国です。これだけ広いとどこで投資しようか考えてしまうものです。
個人的な意見では投資をするとすれば、モスクワが順当な選択ですが、
日本人であることを考えると、ウラジオストクは非常に良い選択肢だと思います。
やはり日本から2時間で着くというのはいいですね。
特にロシアの通貨、ルーブルが低迷していることを考えると、今は参入のよいチャンスだと思います。