投資案件の90%以上は儲からないもので占められています。
詐欺も多いですし、詐欺ではないもののシステム的に儲かりにくいものも数多く存在します。
ですから、普通の人は太陽光や不動産ばかりに頼りがちになるのもうなづけます。これらの投資には実態があり、ロスが出にくいからです。
それ以外の投資で騙される人が本当に多いですが、言われたことをそのまま信じて投資するのではなく、投資の基本としてどこまで中に入れるのかを考えると結果は大きく違ってきます。
投資案件を紹介する人は決してこういうことは言いませんが、これは真実です。
いくつかの理由があります。
インサイダーになると、詐欺案件かどうかを見分けられる。
当然、中身を見るわけですから、そこに実態があるのか、その実態はどれくらい信頼性があるのかということを自分で確かめることができます。
投資詐欺のほとんどは実態がありませんし、それを確かめる術がないことも往々にして問題になります。
最近、表面化してきている仮想通貨詐欺も、中身を見ることができてさえいれば、そもそも詐欺の犠牲者なることはなかったはずです。
自分で自分を騙す人はいない
これは当たり前ですが、自分で自分を騙す人はいません。つまり自分で案件をコントロールできる立場になると、少なくとも人任せになって騙されるという危険を回避できます。
あと、本当に儲かるかどうかの分析もできます。
引き上げるタイミングが分かる
内部がどうなっているかを知るということは、手じまいするタイミングを知るということです。リテラシーの低い人たちが逃げ遅れるのに対し、リテラシーの高い人たちは、内部を見ているので、早めに資金を引き揚げることができます。
投資案件の分析をする時に、このような視点で考えてみるのは役立つと思います。ただインサイダーになるためには、投資家としての技術が必要になる場合がほとんどです。