「情報」は金になるということは、昨日のブログにも書きました。
この価値を認識できない人は、投資家として成功することは不可能です。
株取引の世界でインサイダー取引は禁止されています。それは事前に確実な内部情報に基づいて、トレードすれば確実に大もうけできるからです。しかし、それはフェアでないがゆえに株取引の世界では禁止されています。それにもかかわらず、インサイダー取引に手を出す人が多いのは、「情報」は金になるということの証だと言えます。
しかし、株の世界では禁止されているインサイダー取引ですが、他のビジネスや投資では禁止されていません。しかしやはり確実なインサイダー情報を入手できる人は、有利に物事を進められるのは言うまでもありません。
ですから、ネットや本、メルマガで公開されている情報というのは、すでに古い情報で、それらに基づいて投資判断を下したとしても、養分を吸い取られて終わる結果になります。
どういうところで「情報」を入手できるかという話になりますが、やはり基本は人から人へと情報は流れるものです。となるとインサイダー情報を持っている人との人脈を作ること、何かを仕掛ける側の人間の近くにいること、情報源の川上にいればいるほど大きく儲かるということになります。
ただインサイダー情報の問題点があるとすれば、たいていの場合、情報の信ぴょう性が確認されていないように見えたり、まだ誰も試していないがゆえに、リスクが高いように見えたりすること、そして少数の人しか入れてもらえないこと。だから仮に極秘情報として聞いたとしても、入れないということもしばしばです。
ここで大切になるのは、月並みですが人間力、信頼性。これに加えて情報を案件に落とし込んでいく能力ということになります。
これらがないと、いつまでたっても他人が大金を稼ぐのを指をくわえてみている傍観者になりかねません。