金の匂いがするところには、人が集まります。
例えば、その案件が本物で、金が儲かると分かると、いろんな人が近づいてきます。当然その中には悪い人やウソつき、詐欺師もいます。そこで権利を求めて、争いが起こるのが普通です。
初めからダメだと分かっている案件ならば、私は気にもしないのですが、中にはかかわっている人の素性のため微妙な状況も存在します。
今、私がかかわっている案件でこの手のものが一つあります。
一見怪しい案件なのですが、私が調べた限り話は本当で、やれば少なくとも100倍にはなるという投資があります。
私の知り合いはこの案件に過去5年くらいかかりきりになっていて、そこに投資してくれれば、その権利の35%-50%を私たちにくれるという話なのですが、その案件の一番大切なところにいる人が詐欺師なのです。
私が連絡を取り合っているのは、この人なのですが、私にも平気でうそをついたり、偽造書類を出してきたりしています。(私はプロの鑑定士に時々依頼しているので、偽造書類は通用しない。)
難しいのはもらう情報に本当のことと嘘が入り混じっているので、毎回裏どりをしたり、どのあたりが本当のところなのかの当たりを付けなければならないのです。
私としては別に、詐欺師が噛んでいても構わないのですが、というか投資の世界に詐欺師はつきものなので、ただ自分たちだけが騙されないようにするための対策をする必要があります。
できれば案件のハンドリングを他人に任せないスキームを組み、私の方でほとんどをコントロールできるところにまで、案件を引き寄せられれば、やろうと考えています
そこまでにするためには、こちらの条件を相手に飲ませるための交渉とそのための材料づくりが必要だと思います。
投資案件が本当かどうか、という判断は近々、実際の現場を見せてもらい最終判断し、私にかなりの程度、ハンドリングを任せてもらえるようであれば、乗ろうかと考えています。
100倍案件というのはなかなか存在しないですからね。気が向いたら、自己責任でやりたい方だけに紹介するかもしれません。