ビットコインで多くの利益を出した人が、次に考えるのは節税です。
税務署の通達により、雑所得扱い、つまり一番節税がしにくい種類の所得として扱われることになりました。
税務署の見解については、以下のサイトで非常によくまとめられています。
ポイントについては、非常に丁寧に説明してくださっているので、そちらをご覧いただくとして、私は節税のポイントになりそうな点だけを取り上げたいと思います。
さすが、日本の税務署はすごいですね。普通の人はほぼほぼ逃げ切れないような税のシステムを作ろうとしています。
まあ、税務署にとっても設けどころですからね。
ここで節税をしようとする投資家は税法に詳しくある必要があります。ここでやるかやらないかには大きな差があります。
最悪の場合、半分以上、納税することになるわけですから、、、
ただ、内容が内容だけに非常に回りくどい言い方になりますので、あらかじめご容赦ください。
あと内容の正確性には責任を持ちませんので、節税につきましては、ご自身で税理士にご相談されることをお勧めいたします。
ですが、私の考えているものは利益を隠すとか、脱税するかというものではなく、完全に合法で行けるスキームです。(そのはずです。確認中)
すでに利益が出てしまっていて、どうしようと困っている人にも使える場合が多いと思います。
まずは以下が法令です。
[平成29年4月1日現在法令等]ビットコインは、物品の購入等に使用できるものですが、このビットコインを使用することで生じた利益は、所得税の課税対象となります。
このビットコインを使用することにより生じる損益(邦貨又は外貨との相対的な関係により認識される損益)は、事業所得等の各種所得の基因となる行為に付随して生じる場合を除き、原則として、雑所得に区分されます。
(所法27、35、36)
引用元:国税庁HP
ここで「ビットコインを使用することで生じた利益は」という一文ですが、以下の意味があるそうです。
- 法定通貨に変換した際、利益が出ていれば課税対象になります
- 所有ビットコインでモノを購入した際、利益が出ていれば課税対象です
- 所有ビットコインで別の仮想通貨を買った時、利益が出ていれば課税対象です
つまり方法を問わず利益確定をすれば、課税対象になるということですね。
これは当然だと思います。
逆に言えば、「利益を出さずに売る」ことができれば、少なくとも「法的に」利益を出さずに売ることができれば、税金はゼロになるということになります。
儲けるためやっているのに、「利益を出さない」なんて意味がないじゃないか、というお叱りを受けそうですが、そればごもっともな意見です。
しかし、ここはインターネット上なので、私としては非常に回りくどい言い方しかできないことをご理解いただき、よく行間を読んでほしいと思います。
投資家としては、「利益を出しつつ」、法的には「損失を出した」ことにして、節税するのが賢いやり方ですから、、、
あともう一つのポイントは、日本に住む日本人が利益を得る場合、必ず課税されるのが日本の税制です。
ここにもうひとつ大きなヒントがあります。
結局、一時的に節税したとしても、最終的に個人に戻すとなると、その時点で課税させるわけです。
それを避けるとなると、どうすればよいのか、、、
ここまでで勘のいい人はもうわかりましたかね~?
この感じでスキームがいくつかできそうなのと、私も念のため最後に税理士に確認したいと思いますが、合法で行けると思っています。
何のことかさっぱりわらいないけど、やってみたいという人、なんとなくわかったけれど、自分ではできないという人は相談に来てください。