多民族国家に住んでいるある方が書いていたのですが、日本人は海外の多民族と比べたとき、際立った特徴は「お人よし」であることだそうです。
もちろん全員ではありませんが、概して「お人よし」で「信じやすく」「騙されやすい」そうです。
また「忘れっぽく」て、「恨みを引きずらない」という特徴があるそうです。
わたしもこの意見に同意します。投資の世界に身を置いていると、本当によくわかりますが、世の中には「悪い人」、あるいは「悪知恵が働く人」が多いのに驚かされます。
日本人的には、「多分、大丈夫だろう」とか「相手も自分と同じように考えるだろう」といった勝手な思い込みがよくあります。特にこれが海外での投資では命取りとなります。
お金が絡む場合、特に海外では「人を見たら泥棒と思え」と考えていた方が安全です。
「騙された方が悪い」なとど考える人たちが投資の世界には多くいて、すべてを判別するのはほぼ不可能だからです。
投資の世界では勝つことを考えるよりも、騙されないようにすること、負けないようにすることの方が大切です。
日本人らしさを捨てて、人の裏を読もうとする修正を身に着けると、投資力が加速的に向上します。
そういう視点から、資産運用について考えてみるのもよいと思います。