海外をいつも視察していて思うのですが、世界では経済成長が激しいところがいくつもあります。
同じビジネスをするにしても、国や場所が違うだけで結果が全く異なります。
日本の中だけにいると非常にわかりにくいのですが、少し視野を広げて、もう少し大きく考えると効率的に儲けることが可能です。
例えば、あなたがコンビニの経営者だとして、東北の田舎に出店するのと、渋谷のど真ん中に出店するのでは、結果が全く異なるのに似ています。売るものは同じ、やることも同じ、でも結果が全く異なるのは場所により、見込み顧客の多さ、経済力の違い、競合が多いかどうか、という要素に大きく依存します。
この表でもわかる通り、日本の経済成長率は世界でも最下位レベルです。その中でどれだけ成功しようと努力したとしても、環境的な制約がある中での結果というのはたかが知れています。しかし少し考えを変えて、同じことをするにしても、経済成長の激しい国、まだほかの人たちがあまり手を付けていない国で投資や事業をするならば、成功する確率が格段に上がります。
魚をたくさん釣りたければ、魚がたくさんいるところを探すべきなのです。
そんなわけで、今回私はアジアの中でもバングラディッシュを選びました。人口が多く、経済成長率もアジアで一番です。粗削りダイヤモンドのような魅力のある国です。
もちろん挑戦となる問題もありますが、この国で投資と事業を成功させられれば、計り知れない先行者利益を手にできると思います。