日本ではゴールデンウィークですが、海外では急速に事態が進展しています。
FRBは予測通り0.25%の利上げを行い、利上げの停止を示唆しました。
しかしすでに利上げによる金融破壊は完了しており、これから来るのは金融システムの崩壊とハイパーインフレが同時に来ることになると思います。
数日前にファーストリパブリック銀行の買収が決まったばかりですが、今週末は別の銀行が破綻するようです。
PacWest銀行の株価が急落中であり、身売りする方向であることが報じられています。
そして同時にウエスタンアライアンス銀行も破綻の噂が出ています。今週末はこの二つが破綻することになると思います。
ただ時間外取引と明日一日で、さらに破綻する金融機関が増える可能性もあります。
金融機関は買収が決まるまで、資産を売却して支払いに充てようとしますので、ありとあらゆる形態の資産が値下がりする可能性が高いです。
先週末までで3つの金融機関が破綻しましたが、これでリーマンショックと同じ規模に到達しました。
そして金融機関の破綻はまだ始まったばかりです。
リーマンショックの経済危機でとくにアメリカでは人々の生活は一変しました。
そして今回はというと文字通り壊滅的に影響になるはずです。
債務上限問題でも揉めていて、バイデンはマッカーシー議長と会談を9日に行うようですが、交渉はしない考えを改めて表明しています。
つまり、共和党が折れなければデフォルトするということのようですが、これもシナリオ通りなのでしょう。
そして中国をはじめとするBRICS側の国は、デフォルトを見越して米国債の大量処分を始めていることも報じられています。
ところでファーストリパブリック銀行を買収したJPMですが、大儲けのようです。
この顔を見てください。嬉しくて仕方ないようです。
「政府から依頼されたので買収した」述べていますが、二束三文で買い叩いただけでなく、資金のほとんどをFDICに用意させることに成功しました。
破綻の度にすべてを買収していく算段なのでしょう。
経済危機はこれからが本番です。人為的に仕組まれた経済危機ですが、準備ができている人にとっては大儲けできる期間になります。
資産というものは消えてなくなりことはありません。経済危機の間に持ち主が変わるだけです。
そして100年に1度起こると言われる大移動の期間はそろそろ始まります。
連休中ではありますが、資産を大きく増やしたければ今準備を急いですべきだと思います。
準備ができていない人は、やられる側か指を咥えて見ているだけになります。