ついにトランプ大統領が逮捕されるようです。
すでにあちこちで報道されていますが、火曜日に逮捕されるとしており、アメリカ国民に対して抗議活動を呼びかけました。
起訴に踏み切るのはジョージソロスから資金援助を受けている検事であると、トランプ大統領は述べています。
アメリカ国内では大混乱の幕開けとなります。
逮捕されれば、アメリカでは全国規模の抗議活動、ひいては内戦が起こることになりそうです。
トラック運転手たちがニューヨークの検事局や警察署を取り囲んだり、ワシントンDCを封鎖するということは簡単に起こると思います。
政府職員が仕事をボイコットするといったことも起こるでしょう。
一般市民が預金引き出しを加速させたり、まだ良く事態を把握していない人を説得したりもするでしょうし、税金の支払い拒否といったことも予想されます。
クリフハイが予測しているように、5/1(あるいは5月第一週)のアメリカ政府の完全機能不全へとつながるようです。
ただトランプ大統領の逮捕は織り込み済みで、DSとの戦いの一つの局面に過ぎないのでしょう。
アメリカで今のところは破綻した銀行は数行だけですが、一気に200もの金融機関へ飛び火しているようです。
ゼロヘッジは、複数の中規模の金融機関はFDICに対して二年間の預金保護を要請していると報じています。
そしてホワイトハウスが、ウォーレン・バフェットに援助を求めているという報道も出でいます。問題はかなり深刻なのでしょう。
私の理解が間違っていなければですが、グローバリストたちはリセットを目論んで金融危機を引き起こしたものの早くもコントロール不能になっており、今度は事態収拾のために右往左往しているようです。
今、クレディスイスの救済に名乗りを上げているのがUBS銀行ですが、救済の条件としてスイス中銀からの60億ドル(8000億円強)の資金提供を条件としています。
名乗りを上げているというか、介入しなければ巻き込まれて連鎖倒産という事態なのでしょう。
ブラックロックも名乗りを上げているようです。
ファイナンシャルタイムズの報告によれば、先週は1日につき10億ドル程度の引き出しがあったようで、取り付け騒ぎが収まる様子はありません。
クレディの抱えているデリバティブの総額ですが、推定で39兆ドル(5500兆円)にも上るようです。
これはアメリカだけではなく、世界中の金融システムを巻き込むはずで、唯一の例外はロシアだけだと思います。
経済制裁で西側経済から切り離されていることは、かなりのリスクヘッジとなるはずです。
39兆ドルといっても数が大きすぎて分かりにくいのですが、比較すると2023年の1月の時点で、アメリカ全土で流通しているドルの総額は21兆ドルです。(M2)
クレディスイスが破綻するということは、アメリカすべての企業と個人の1.8倍くらいが同時に破綻するようなものです。
そして債券を持っている無数の金融機関が連鎖倒壊ということになります。
デリバティブなので、クレディをショートしている金融機関も多いはずですが、破綻すれば大儲けするはずだったのに資金を回収できずに大損することになります。
スイス中銀が60億ドルを提供したとしても、額が少なすぎて全く足りません。
反対に巨額の資金援助をしてベイルアウトをすれば、ハイパーインフレが起こります。
金融システムを救済するか、通貨を救済するのかの選択しを迫られており、両方は選べないという究極の状況にあるわけです。
ちなみにバフェットは昨年末にUBS株を処分しており、今回の展開を予想していたのでしょうか?
破綻したSVBですが、妙なデリバティブに多額の金額を突っ込んでいたことが判明しています。
人造肉に多額の投資をしたりBLMに多額の献金をしていたようですが、デリバティブが吹き飛ぶ時にその中に含まれている、得体の知れない計画も同時に吹き飛ぶことになります。
恐らくクレディの方はありとあらゆる非人道的なデリバティブに手を出しているはずで、これまでに数々の犯罪に加担してきたという過去があります。
39兆ドルのデリバティブが吹き飛ぶ時に、悪れていた悪事が明らかになるのでしょう。
政治も金融も崩壊は現在進行中で、今週は大荒れの一週間となりそうです。
トランプ大統領が逮捕されて、同時に預金が吹っ飛んだらアメリカ人は銃を取って立ち上がりそうですね。